マクロビオティックコラム

私の目指す健康=松岡修造

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私は熱い人間が好きだ。目標に向かってエネルギッシュに驀進する人が好きだ。転んでも、倒れても、顔を泥まみれにして立ち上がり、歯を食いしばって前進していくような人が好きだ。

そんな人を見ると力が湧いてくる。自分もそうありたいと強く思うと、弱まりかけていた情熱の炎も再び燃えさかる。

たとえば岡本太郎。太郎にはずいぶんと助けられた。「死ぬのが怖かったら本当に生きることはできない」という言葉に、どれだけ勇気を奮い起こされたろう。

テレビやインターネットで見かける人々に力をもらったことも多々あった。有名無名は問わず、好きなことに、ただ好きだからというそれだけの理由で、好きで好きでたまらないというキラキラしたパワーを振りまきながら没頭している姿は本当に美しい。

そして今、私が注目しているのはテニスプレイヤーの松岡修造氏。彼も熱い。

現役時代は何度も怪我で泣かされ、そのたびに猛烈な頑張りではい上がってきた。ウィンブルドンのコートで「この一球は絶対無二の一球なり!」と叫んだのも熱い。

松岡氏はテレビのインタビューでこう答えていた。「楽しくてしょうがない。疲れるってことがわからない」。

これを聞いて、「なんて健康なんだ!」と思った。

それは、マクロビオティックが目指す健康の姿そのものではないか? 楽しくて、楽しくて、苦しいことすら楽しくて、疲れることがない。健康の七大条件にもある。「ツカレを知らない」と。

松岡氏の食生活は知らないが、どんなものを食べているにせよ、あの輝いた精神状態は私には紛れもない「健康」と映る。それまでの人生において乗り越えてきたものが厳しかった分、磨き上げられたのだろう。

いいなあ、あんな風になりたいなあ。マクロビオティックを実践していくことで、松岡氏のようなパワーに溢れた状態になりたいなあ。

「やればできる!」「諦めるなと言ったのにどうして諦めたんだ!」

彼の言葉は本当に熱くて心地よい。松岡氏のような境地に達するというのが、私のマクロビオティック実践の先に見据える目標の一つとなった!


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当サイトでは、マクロビオティックを初歩からQ&A形式で解説しています

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北海道旭川市在住。お茶の水女子大学卒業。

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