マクロビオティック関連の本、何から読んでいけばいいかをご提案します。
…「必読! 最初の一冊」(1冊)「時間のある方向け」(3冊)「時間のない方向け」(3冊)に分かれています。
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必読! 最初の一冊「ゼン・マクロビオティック」
『ゼン・マクロビオティック』:桜沢如一著
理論をしっかり学びたいという方にも、とりあえずマクロビオティックがどのようなものか知りたいという方にも最初にぜひ読んでいただきたいのがこの「ゼン・マクロビオティック」です。著者は、マクロビオティック創始者の桜沢如一氏。人生最初に抱いた夢が小説家になることだったというだけあって、とても文章に魅力があり、マクロビオティックの真髄を力強く、美しく伝えてくださいます。
現在、マクロビオティックは、その方法論にも様々な広がりが出てきていますが、基本はここにあります。基本を踏まえれば、応用もきかせやすくなります。
理論と哲学と実践法がバランス良く網羅された、初めの一冊にふさわしい本です。
時間のある方コース(じっくり理解)
マクロビオティックに出てくる、最もややこしい「陰陽理論」。これがあやふやだと、自由な実践はままなりません。
そこでおすすめなのが本書です。 陰陽理論の基礎となる無双原理について、「易」の理論を用いながら書かれています。無双原理の元の元をたどるような感じです。
難しいですが、このくらい容赦なくしっかり書いてくれてあるからこそ、理解できるのだと思います。
そこでおすすめなのが本書です。 陰陽理論の基礎となる無双原理について、「易」の理論を用いながら書かれています。無双原理の元の元をたどるような感じです。
難しいですが、このくらい容赦なくしっかり書いてくれてあるからこそ、理解できるのだと思います。
無双原理の基礎を『無双原理・易』でおさえたら、本書でその理解をさらに深めます。
陰とは何か、陽とは何かということが、形、重さ、色、地理的分布、化学成分、味などから詳しく解説されています。
陰陽の見分け方はとても大事なのに、意外と、最近の書籍には詳しく載っていません。本書で学びましょう。また、本書では、病気と陰陽の関係についても書かれており、勉強になります。
陰とは何か、陽とは何かということが、形、重さ、色、地理的分布、化学成分、味などから詳しく解説されています。
陰陽の見分け方はとても大事なのに、意外と、最近の書籍には詳しく載っていません。本書で学びましょう。また、本書では、病気と陰陽の関係についても書かれており、勉強になります。
桜沢如一氏が、65歳の時点で、「今まで出版した本の中で最も重大である」としている本です。哲学一辺倒です。具体的に何を食べよというのではなく、とにかく、何を食べるか自分で判断できるようになるための「考え方」が説かれています。
非常に面白いです。この本を読破できた頃には、立派に判断力も養われていると思います。
非常に面白いです。この本を読破できた頃には、立派に判断力も養われていると思います。
続けて、「桜沢如一氏の著作」の中から気になるものを読んでみてください。どれも面白いです。
時間のない方コース(実践方法を手っ取り早く)
病気を早く治したいなど、マクロビオティックの根本原理を学んでいる時間がない方にはまず本書をおすすめします。
具体的に、何をどのくらいの割合で食べたら良いかが載っているので、実行が簡単です。その理屈も簡潔に説明されています。(ただし、あまり深い書き方ではないので、根本的理解には至らないかもしれません。)
具体的に、何をどのくらいの割合で食べたら良いかが載っているので、実行が簡単です。その理屈も簡潔に説明されています。(ただし、あまり深い書き方ではないので、根本的理解には至らないかもしれません。)
桜沢如一氏の理論も踏まえながら、マクロビオティックの考え方が説かれます。そして、実践法についても、『久司道夫のマクロビオティック入門編』の内容をさらに詳しくしたようなものが載っているので実行がより容易になるでしょう。
マクロビオティック移行期の食事も載せられ、食事内容の変化についていけるか不安に思っている方に最適の指南書になります。
マクロビオティック移行期の食事も載せられ、食事内容の変化についていけるか不安に思っている方に最適の指南書になります。
内臓のイラストが多く載せられている、医学書さながらの本です。どうして病気になるのかということや、それを治すための食事療法の方法を知りたい方、顔を見てどこが悪いか診断できるようになりたい方(望診)に向いた内容です。
余裕があれば「時間のある方コース」の『無双原理・易』から読んでみてください。理解がもっともっと深まること請け合いです!