体の老廃物・毒素を出すと病気は必ず治る
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「体の老廃物・毒素を出すと病気は必ず治る」を読んだ感想
『空腹力』、『医者いらずのにんじんジュース健康法』に続き、イシハラクリニック院長、石原 結實氏の著作です。
『「入れる健康法」ではなく「出す健康法」』(p.11)について書かれた本です。
『病気を治し、健康を増進するためには、「目くそ、鼻くそ、くそ、小便」や汗、オナラ、吐く息などの老廃物を出して出して出しまくることこそ大切なのである。』(p.8)
マクロビオティックで、体の中に入れるものについてはかなり吟味するようになったものの、「出す」ことにはあまり関心が向いていなかったことに本書を読んで気付きました。
「出るに任せる」のではなく、出すことに意識を向け、もっと積極的に出すことを心がけようと思わされました。
最も意識が変わったのは「汗」についてです。汗は、たとえば洋服を着るときに汗じみができるのがイヤで、制汗剤を塗ったりしていました。
けれど汗も老廃物の一つ。無理に止めると体に毒が溜まることになるのですね。
だったら、不自然に止めるという方法ではなく、なるべく風通しの良い服を着るとか、汗取り用のパッドを使うとかで対処した方がいいんだなと思わされました。
夏、風呂上がりにドライヤーを使って汗だくになるのも好きではなかったのですが、むしろそれって良いことなのかもしれないと思えるようになりました。
血液を汚さないものを食べ、よく運動して体に熱を保つようにし、老廃物を出し、流れの良い体を作りたいです。
「食べ物の陰陽」が出てきていたのも興味深かったです。ほぼマクロビオティックと同じ分け方がされていました。ただ、マクロビオティックでは「極陽」とされあまり食べない方が良いとされている食物(赤身の肉、卵、チーズなど)を、 陰性症状が出ている人に「しっかり摂る」ようにと指導なさっているのがマクロビオティックとは違う点だなと思いました。
私にとって、マクロビオティックと異なる考え方や方法論を知るのはとても良い刺激になります。様々な健康法がある中で、一体何が一番自分に合っているのか……。それを主体的に考えていくきっかけを本書は与えてくれたように思います。
ちなみに、石原氏の文章はとても読みやすいです。本書も、一度も休憩を入れずに、二時間ほどで読み切れてしまいました。
『「入れる健康法」ではなく「出す健康法」』(p.11)について書かれた本です。
『病気を治し、健康を増進するためには、「目くそ、鼻くそ、くそ、小便」や汗、オナラ、吐く息などの老廃物を出して出して出しまくることこそ大切なのである。』(p.8)
マクロビオティックで、体の中に入れるものについてはかなり吟味するようになったものの、「出す」ことにはあまり関心が向いていなかったことに本書を読んで気付きました。
「出るに任せる」のではなく、出すことに意識を向け、もっと積極的に出すことを心がけようと思わされました。
最も意識が変わったのは「汗」についてです。汗は、たとえば洋服を着るときに汗じみができるのがイヤで、制汗剤を塗ったりしていました。
けれど汗も老廃物の一つ。無理に止めると体に毒が溜まることになるのですね。
だったら、不自然に止めるという方法ではなく、なるべく風通しの良い服を着るとか、汗取り用のパッドを使うとかで対処した方がいいんだなと思わされました。
夏、風呂上がりにドライヤーを使って汗だくになるのも好きではなかったのですが、むしろそれって良いことなのかもしれないと思えるようになりました。
血液を汚さないものを食べ、よく運動して体に熱を保つようにし、老廃物を出し、流れの良い体を作りたいです。
「食べ物の陰陽」が出てきていたのも興味深かったです。ほぼマクロビオティックと同じ分け方がされていました。ただ、マクロビオティックでは「極陽」とされあまり食べない方が良いとされている食物(赤身の肉、卵、チーズなど)を、 陰性症状が出ている人に「しっかり摂る」ようにと指導なさっているのがマクロビオティックとは違う点だなと思いました。
私にとって、マクロビオティックと異なる考え方や方法論を知るのはとても良い刺激になります。様々な健康法がある中で、一体何が一番自分に合っているのか……。それを主体的に考えていくきっかけを本書は与えてくれたように思います。
ちなみに、石原氏の文章はとても読みやすいです。本書も、一度も休憩を入れずに、二時間ほどで読み切れてしまいました。