マクロビオティック独学のススメ
2008.11.13 | マクロビオティックを考える
マクロビオティックは独学で十分だ。
学校の勉強だって、最後は独学ではないか。教室で、親切にも教師が知識を授けてくれるが、それだけで頭に定着するものではない。必ず、家に帰って、孤独な反復練習をしなければいけない。独りで学ぶことは、どんなケースにおいても必要だ。
教室に通わなければ、勉強はできないのか? そうではないだろう。教師がいない場合は、教師が書いた本があれば良い。それを読めば、授業を受けたと同じだ。
独学では、マクロビオティックの知識が本当に身についたか確かめられない? なら、身につけた知識を実践で試してみれば良い。正しいならば心身の調子が良くなり、間違っているならその逆の結果が出てくるだろう。失敗したって良いではないか。むしろ、失敗から多くを学べる。失敗が最大の良師と、桜沢氏も言っている。
不安だと誰かに頼ろうとするのは、依頼心が強すぎる。まず自分でつかみ取ろうと決意すべきだ。誰かに教えてもらったなら、失敗したときにその誰かのせいにもしたくなる。だが自分自身の健康は、自分自身の責任においてすべてを引き受けなければいけない。
それに、もしマクロビオティックというものがどこかの教室に行かなければ学べないものだとしたら、なんてつまらないのだろう。そんなものがない地域がたくさん存在する。最終的に「世界平和」まで視野に入れるマクロビオティックだというのに、個々人で勉強と実践もままならないようでは、日本国内にだって広まりやしない。
マクロビオティックは独りでも十分学べるものだ。そうでなければおかしい。何冊かの本を買うお金さえあれば誰にだって分け与えられる、至高の羅針盤だ。
確かに、重病で治療に急を要しているような場合は、経験のあるマクロビオティック実践者に指導を仰いだ方が安全だろう。
だが、今ある健康を保つために実践するマクロビオティックであれば、誰かに師事しなくてもこと足りる。正しい食物を選ぶ判断力は、すでに自分の中に備わっている。それをいかに磨き上げるかだ。人間はすべて自然の子であるのだから、「自然な食物を選ぶこと」くらいできて当たり前だ。もっと自分の力を信じることだ。
もちろん教室に通ったっていい。教室に通うことでしかできない体験もあるだろう。ただ、それは、マクロビオティックを自分のものにするのに絶対必要なわけではないということだ。指導者が近くにいないからとがっかりしなくて良いということだ。自分が自分の指導者になるというくらいの意気込みでいれば良い。
私も独りで学んできた! だが、まったく独りだった気はしない。もう、20冊以上読んだろうか。ページをめくるたびに、桜沢氏の声が、久司氏の声が、直接聞こえてくるようだ。お会いしたことはないが、桜沢氏にはお会いすべくもないが、マクロビオティックを教えてくださった先生として私は慕っている。とても親しみを感じる。
独学とは、本の著者から、マンツーマンで個人指導を受けると同じことなのだ。これ以上の贅沢がどこにあろうか。
学んだことを手がかりに自分の頭で考えて、考えて、こうだと思ったことを試してみて、成功したり、悔やんでみたり。その探究の道のりは、常に興奮に満ちている。
独りで学ぶ厳しさは、何にも代え難く面白い。
【関連コラム】
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教室に通わなければ、勉強はできないのか? そうではないだろう。教師がいない場合は、教師が書いた本があれば良い。それを読めば、授業を受けたと同じだ。
独学では、マクロビオティックの知識が本当に身についたか確かめられない? なら、身につけた知識を実践で試してみれば良い。正しいならば心身の調子が良くなり、間違っているならその逆の結果が出てくるだろう。失敗したって良いではないか。むしろ、失敗から多くを学べる。失敗が最大の良師と、桜沢氏も言っている。
不安だと誰かに頼ろうとするのは、依頼心が強すぎる。まず自分でつかみ取ろうと決意すべきだ。誰かに教えてもらったなら、失敗したときにその誰かのせいにもしたくなる。だが自分自身の健康は、自分自身の責任においてすべてを引き受けなければいけない。
それに、もしマクロビオティックというものがどこかの教室に行かなければ学べないものだとしたら、なんてつまらないのだろう。そんなものがない地域がたくさん存在する。最終的に「世界平和」まで視野に入れるマクロビオティックだというのに、個々人で勉強と実践もままならないようでは、日本国内にだって広まりやしない。
マクロビオティックは独りでも十分学べるものだ。そうでなければおかしい。何冊かの本を買うお金さえあれば誰にだって分け与えられる、至高の羅針盤だ。
確かに、重病で治療に急を要しているような場合は、経験のあるマクロビオティック実践者に指導を仰いだ方が安全だろう。
だが、今ある健康を保つために実践するマクロビオティックであれば、誰かに師事しなくてもこと足りる。正しい食物を選ぶ判断力は、すでに自分の中に備わっている。それをいかに磨き上げるかだ。人間はすべて自然の子であるのだから、「自然な食物を選ぶこと」くらいできて当たり前だ。もっと自分の力を信じることだ。
もちろん教室に通ったっていい。教室に通うことでしかできない体験もあるだろう。ただ、それは、マクロビオティックを自分のものにするのに絶対必要なわけではないということだ。指導者が近くにいないからとがっかりしなくて良いということだ。自分が自分の指導者になるというくらいの意気込みでいれば良い。
私も独りで学んできた! だが、まったく独りだった気はしない。もう、20冊以上読んだろうか。ページをめくるたびに、桜沢氏の声が、久司氏の声が、直接聞こえてくるようだ。お会いしたことはないが、桜沢氏にはお会いすべくもないが、マクロビオティックを教えてくださった先生として私は慕っている。とても親しみを感じる。
独学とは、本の著者から、マンツーマンで個人指導を受けると同じことなのだ。これ以上の贅沢がどこにあろうか。
学んだことを手がかりに自分の頭で考えて、考えて、こうだと思ったことを試してみて、成功したり、悔やんでみたり。その探究の道のりは、常に興奮に満ちている。
独りで学ぶ厳しさは、何にも代え難く面白い。
独学という勉強方法を信頼する理由
マクロビオティックをオープンにしたい
マクロビオティックを理解した道筋の再現
指導者に頼る人の気持ち
マクロビオティック的進歩の目安…人の食事が気にならない
人生は自分で決める。マクロビオティックも。
【関連Q&A】マクロビオティック独学とは
マクロビオティック独学の利点とは
マクロビオティック独学のため読んだ本について詳しくは『マクロビオティック本の紹介』参照

- 1.マクロビオティックは苦しいか?
- 2.好きにも嫌いにもなりたくない〜マクロビオティックとの距離
- 3.西洋医学とマクロビオティックの両立〜親知らず抜歯後の体験
- 4.電子レンジ、電磁調理器がダメと言われても
- 5.マクロビオティックは誰のもの?
- 6.人生が先、マクロビオティックは後。
- 8.制限ではなく解放
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- 10.マクロビオティックを信じてみる気になった理由
- 11.静の般若心経と動の無双原理
- 12.ハメを外すための節制〜要はメリハリ
- 13.マクロビオティックをオープンにしたい
- 14.食べ過ぎると風邪をひく
- 15.前は食べられたものが食べられない〜読者様より
- 16.朝、食欲がない〜読者様より
- 17.マクロビオティックへの批判
- 18.邪食? 普通の食?
- 19.マクロビオティックのトラウマ〜母の囚われ
- 20.健康な人のマクロビオティック
- 21.越えなければいけない壁〜マクロビオティック実践の難関
- 22.食事は仕事〜体を養うための食
- 23.病気の人のマクロビオティック
- 24.一食分の玄米の量(グラム数)
- 25.マクロビオティッ苦
- 26.マクロビオティックが治すのではない
- 27.7号食はマクロビオティックの象徴
- 28.豊かな食事の「危険」とは何か
- 29.マクロビオティックグルメ食べ歩きはマクロビオティックか
- 30.マクロビオティックだけで精神修養できるのか
- 31.楽をしたいなら苦労も背負う
- 32.マクロビオティックが「偉そう」?
- 33.マクロビオティックを理解した道筋の再現
- 34.失敗を繰り返して強くなる
- 35.空腹が薬
- 36.マクロビオティックはおすすめできない?
- 37.厳しいorゆるゆる? 各人に合ったマクロビオティック
- 38.マクロビオティック成功の秘訣-信じること
- 39.独学という勉強方法を信頼する理由
- 40.「食べられなくなった」のではない
- 41.マクロビオティック的進歩の目安…人の食事が気にならない
- 42.強くない体に守られている

- 1.初めての「梅酢で寿司飯」体験記
- 2.マクロビオティック優秀献立「おにぎり・ごぼう汁定食」誕生秘話
- 3.初めての「鉄火味噌(てっかみそ)」体験記
- 4.中庸で変わる体と心〜サインは月経周期28日
- 5.マクロビオティックは超高級
- 6.私の目指す健康=松岡修造
- 7.無月経を吹き飛ばす恋のパワー
- 8.初めての「ねぎ味噌」体験記
- 9.初めての「マイースのハンバーグ」体験記
- 10.皮つきりんごが美味い!
- 11.全粒粉で小麦粉料理の地位向上!
- 12.カップ麺もスナック菓子も、見ざる、言わざる、聞かざる。
- 13.自分をマクロビオティック実践者だなあと感じるとき
- 14.クローン牛・豚が解禁? マクロビオティック実践者の心構え
- 15.厳しさが連れてくる美しさ、苦しみが連れてくる喜び
- 16.人間の深みが増すとき
- 17.続・皮つきりんごが美味い!〜竹嶋さんの無農薬ジョナゴールド
- 18.苦痛は菩薩
- 19.大凶は大吉、大吉は大吉
- 20.掌編小説:マクロビオティックとの対話〜桜下の老人
- 21.肉は、もうわかった。〜憑き物が落ちた瞬間〜
- 22.マクロビオティックで長生き遺伝子発動
- 23.ショックからの立ち直り方〜アベコベの法則+α
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- 32.初めての「完全粉からセイタン作り」体験記
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- 41.煮詰まってイライラしたらりんごを食べる
- 42.しなびた大根の救済策
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- 44.欲望を信じる
- 45.初めての「がんに効く玄米ご飯の炊き方」体験記
- 46.ソバカキって何? 深大寺で初めてそばがきを食す!〜前編〜
- 47.ソバカキって何? 深大寺で初めてそばがきを食す!〜後編〜
- 48.初めての「そばがき手作り」体験記
- 49.初めての「生しぼりにんじんジュース」体験記〜前編〜
- 50.初めての「生しぼりにんじんジュース」体験記〜後編〜
- 51.初めての「食養第一期食そばパン作り」体験記
- 52.スナック菓子を前にして思うこと
- 53.マクロビオティックとウォーキング〜前編〜
- 54.マクロビオティックとウォーキング〜後編〜
- 55.忙しい人のためのチャーハンおにぎり弁当
- 56.マクロビオティックで自炊力アップ
- 57.除毒してジャスミンティーを入れる
- 58.三年番茶ブレンドで陰性を和らげる
- 59.初めての「銀座吉水でランチ」体験記
- 60.にんじんりんごジュースで知る新たな世界〜前編〜
- 61.にんじんりんごジュースで知る新たな世界〜後編〜
- 62.妹の作る栄養不良回復御膳
- 63.除去食ベースのマクロビオティック料理

- 1.「スーパー活力なべで玄米炊き」失敗談
- 2.曖昧レシピで謎のスープ(失敗談)
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- 4.電子レンジ回避で玄米腐らせた(失敗談)
- 5.完全粉(全粒粉)でパン作り失敗談
- 6.笑うしかない極短全粒粉うどん(失敗談)
- 7.にんじんりんごジュース飲み過ぎて失敗〜前編〜
- 8.にんじんりんごジュース飲み過ぎて失敗〜後編〜
- 9.栄養失調〜いわゆる夏バテ〜第一話
- 10.栄養失調〜いわゆる夏バテ〜第二話
- 11.栄養失調〜いわゆる夏バテ〜第三話
- 12.栄養失調〜いわゆる夏バテ〜第四話
- 13.栄養失調〜いわゆる夏バテ〜第五話
- 14.栄養失調〜いわゆる夏バテ〜第六話
- 15.栄養失調〜いわゆる夏バテ〜最終話

- 1.砂糖がダメ? そんなの知らん (マクロビオティック開始〜三ヶ月目)
- 2.白砂糖が甘い、カレーがくどい (四、五ヶ月目)
- 3.本物の醤油の力と7号食 (六ヶ月目)
- 4.7号食パニックと勉強 (七ヶ月目)
- 5.おにぎり・ごぼう汁定食開発、生理ストップ (八ヶ月目)
- 6.干し芋で銀歯が外れる (九ヶ月目)
- 7.欲望のぶり返しと生理復活 (十ヶ月目)
- 8.歯の恐怖で心ここにあらず (十一ヶ月目)
- 9.根性の流動食と噛めない苦しみ (一年目)
- 10.ジュース、カップ麺の代替食研究 (一年一ヶ月目)
- 11.噛めるようになってきた (一年二ヶ月目)
- 12.暴走、失敗、抜歯、暴走 (一年三ヶ月目)
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- 14.精神のきらめき初体験!! (一年五ヶ月目)
- 15.月経周期28日と混乱! (一年六ヶ月目)
- 16.理論勉強の大詰めと落ち着き! (一年七ヶ月目)
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