マクロビオティックコラム

栄養失調~いわゆる夏バテ~第二話

第一話からの続き)

にんじんりんごジュースを飲み過ぎたことがきっかけで全身がだるくなりフラフラになってしまった私は、自分の体を陰性過多と診断し、なんとか陽性にもっていこうと陽性の食事を摂っていた。

だが、なかなか症状は改善しない。風邪のときはあまりものを食べない方が良いと思っていたから、ねぎ味噌雑炊を一杯食べたらあとは寝るという生活をしていたのだが、回復があまり感じられない。

通常の風邪であれば、このように過ごせば一日ごとに何らかの前進が見られるものだ。少し熱が下がったり、体が楽になったり。

けれど今回の風邪は元々熱もなく、咳も鼻水もなく、ただだるいだけなのだ。そしてそのだるさが取れない。

ねぎ味噌雑炊と梅醤番茶だけで二日が経過した次の朝、私はトイレに行こうと立ち上がり、そのままくずおれそうになった。

な……なんだこれは。立つのもままならない。悪化している! 

よろよろしながらなんとかトイレから戻ってきて、そのままベッドに倒れる。枕の位置にまで頭を持っていくことさえできない。

呼吸がぜえぜえと浅くなる。ああ、死ぬときってこんな感じなのかもしれないと本気で思った。

「姉ちゃん、このまま死ぬかもしれない……」

食事の準備をしている妹に訴えると、「ええ~?」と笑われた。

トイレから戻ってきて倒れた姿のままベッドの上で時間が経過するのを待っているうちに、妹が「ご飯できたよ」と声をかけてくれた。

渾身の力を振り絞って起き上がり、食事が載せられたお盆を受け取る。その日のメニューには「ねぎ味噌雑炊」だけではなく、「大根おろし」と「かぼちゃとさらし玉ねぎのサラダ」もついていた。

第三話に続く……


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