マクロビオティックコラム

マクロビオティックは誰のもの?

マクロビオティックというのは、宇宙の真理だと思っている。宇宙が生まれたときから、すでにそこに存在したもの。

そして、宇宙語で書かれたそれを見つけ、人間の言葉に訳してくださったのが桜沢如一氏だと思う。

だから本来、マクロビオティックは誰が作ったというものでもない。人間の言葉に翻訳してくださった先達の労に感謝し、そこに学ばせてもらいながらも、最終的にはマクロビオティックの前に皆が平等だ。

教師は、自然であり、宇宙そのもの。人間語に訳され、「マクロビオティック」と名づけられた真理を一通り学び終えたら、私たちは一人一人が宇宙の前に立ち、直接教えを受けなければいけない。

誰が遠いというわけでも、近いというわけでもない。マクロビオティックは太陽のように、どんな人にも等しく光を投げかける。その光を、誰かを通して受け取るのではなく、自分の手で受け止めようとする気概を持つべきだと思う。

そうじゃなければ、いつまでたってもマクロビオティックは「誰かのもの」なのだ。

自分は勉強が足りないとか、実践してから間もないとか、そんなことで自信を失うのはよそう。皆が生徒なのだ。あの桜沢氏でさえ。

先生の言葉をわかりやすく説明し直してくれる優等生、桜沢氏の言葉を聞く、私たちはクラスメイト。それで理解できたら、自分でノートに書き取り練習をして、知識を定着させる。

誰のための勉強? 何のための勉強? すべて、「自分のため」。「自分の人生を豊かにするため」。

「それは違うと思う」と反発したっていいのだ。面白さに目を輝かせ、どんどん勉強を進めてもいい。自分の方が正しいと思えば、それを貫いたっていい。

他の人の進み具合ややり方は、気にせずにいよう。目指すゴールは同じでも、学び方は人それぞれだから。

おおらかに学ぼう。教師が何と言おうと、最後はあなたの感じたことがすべてだ。

ときにはクラスメイト同士、協力したり教え合ったりすることもあるだろう。けれどいつまでも同じ場所で、皆と一緒にいるわけではない。学び終えれば卒業するのだ。そして、自分の足でたくましく歩き出す。学舎で得た知識をたずさえて。そこからは、宇宙とあなた、一対一の講義が始まる。

もっと、マクロビオティックから自由であれ。マクロビオティックはあなたのものだ。


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