マクロビオティックコラム

ソバカキって何? 深大寺で初めてそばがきを食す!~前編~

「ソバカキ」というものに前から興味を持っていた。

桜沢如一著『新食養療法』の中に、「新しい食生活の第一期食」として出てくるのだ。

『ソバ粉(水又は湯にてソバカキとし、塩味とし、生ネギ又は大根オロシ五瓦位そえる)』(p.50)(強調筆者)

第一期食にはAからEまで五種類の献立が紹介されているのだが、その中でこの「ソバ粉」という献立は異彩を放っていた。

ソバ粉を水か湯でどうにかすると「ソバカキ」なるものができるらしい。そしてソバカキは、それだけで一食とできるほどの素晴らしいものらしい。

ソバカキ。まったく聞いたことがなかった。古色蒼然として不思議な響きである。一体、ソバカキとは何なのだろう……。

新食養療法を初めて読んだときに芽生えたこの小さな疑問は、一年以上をかけて心の中でふくれあがり、「よし、それじゃあいっちょソバカキを作ってみるか!」と最近ではレシピをネットで調べ始めるまでに至っていた。

ここでちょうど、私の趣味である神社仏閣巡りとソバカキとが奇妙な縁で結ばれた。私が次に行ってみようと目星をつけていたのは「深大寺」。深大寺の周辺には「深大寺そば」を食べさせる店がたくさんあるのだという。

へえ、だったらそこでそばでも食べてこようか……。

ん? 待てよ? そば? 私は深大寺近くのそば屋のお品書きをネットで調べてみた。するとやはり! 「そばがき」というのがある! よし、このさい、自分で作る前に本格派の「そばがき」を食べてみよう!

なんともグッドタイミングである。ソバカキへの興味が頂点に達するのと、そばで有名な寺へ行こうと思い立つときが重なるなんて。

かくして私は、「そばがきを食べる!」というわき上がるような情熱を胸に、深大寺行きのバスに乗り込んだのだった。

後編へ続く…


マクロビオティックコラムカテゴリー別記事一覧
マクロビオティックを考える
マクロビオティックフリートーク
マクロビオティック失敗談・初めての体験記
マクロビオティック実践記
アトピー性皮膚炎との歩みシリーズ
7号食実践記シリーズ
マクロビオティックからの卒業