マクロビオティックコラム

栄養失調~いわゆる夏バテ~第六話

第五話からの続き)

自分は栄養失調だ。その結論に達して、私はとにかく「栄養を摂る」ということに徹した。

自分で台所に立つ元気はないから、食事は妹頼み。リクエストは「野菜だく」。とにかく色んな種類の野菜をたっぷりと。それだけをお願いした。

妹の作ってくれる食事をありがたくよく噛んで食べ、私は日に日に体力を回復させていった。ビタミンC補給に……と、レモン水もよく飲んだ。

そうやって療養を続けているうちに、体温が戻ってきた。倒れた直後は36℃くらいしかなかったのが、いつもの平熱の36.5℃をマークするようになった。

栄養が足りないことでうまく体内で熱が産出できずに低体温になり、全身の免疫力が下がったことも今回の症状を招いた一因だろうと思えた。

寝込んでから六日目には、パソコンの前に長く座っていても疲れないくらいの状態になった。私は、自分の病気は一体何だったのかはっきりさせたくて、ネットで心当たりを調べた。

そして行き着いたのが「夏バテ」というキーワードだ。

夏バテを防ぐ水分補給」という記事の中に「糖分の多い甘い飲み物は、空腹を感じなくさせます。糖は疲労回復に効果がありますが、飲み過ぎは食欲不振におちいってしまい、夏バテを招きかねません。」という文言を見つけたとき、「それだ!」と思った。

にんじんりんごジュースの糖分でお腹がいっぱいになって、他のまともな食事が摂れずに栄養失調となり、ふらふらになって倒れた。折しも季節は夏。クーラーをきかせた室内と、汗だくになる室外と、体温調節が難しく疲労がたまりやすい時期と重なっていた。

私は夏バテだったんだ!

恐ろしや夏バテ……。

最終話へ続く……


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