マクロビオティックコラム

栄養失調~いわゆる夏バテ~第四話

第三話からの続き)

妹が作ってくれた「レモン水」は、水100mlにオーガニックのレモン果汁を大さじ1杯ほど溶かしたものだった。淡黄色に濁ったレモン水を、吸い飲みに入れて一口飲む。

すると、なんと爽やかな香味! 目が冴え、体がシャッキリ元気になる感じがあった。私はそのレモン水を少しずつ喉に流し込み、全部を飲みきった。

「これ、美味しいね。体が軽くなる感じがする」
「クエン酸効果かな? ビタミンCも入ってるしね」
ビタミンC……? そう聞いて、私の中で何か反応するものがあった。

実は、生のにんじんジュースには、アスコルビナーゼというビタミンC破壊酵素が含まれているという情報(*1)をネットで得ていた。アスコルビナーゼは熱と酸に弱いから、ジュースにするときはレモン果汁などを加えると良いということも知ってはいた。

だが私はそれを無視していた。胃に入れば、胃酸でアスコルビナーゼも不活性化するのではないかと勝手に決めつけ、にんじんとりんごの果汁を混ぜたものをそのまま飲んでいた。

生のにんじんジュースに含まれるアスコルビナーゼが、私の体内のビタミンCを破壊したのか? それはわからない。だが、可能性はある。

現に、レモン水を飲んで体が目覚めるような感覚があったではないか!

そうだ、ビタミンC不足だー!!

私は自分への診断を「陰性過多」から「ビタミンC不足」に切り替え、ビタミンC摂取に乗り出した。レモン水を追加で飲み、さっき残したさらし玉ねぎもすぐにわしわしと食べたのだった。

第五話に続く


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