マルセイバターサンドで有名な北海道の菓子メーカー「六花亭」(ろっかてい)のオンラインショップを見ていたら、「北の山里」という栗饅頭を発見。(追記:「北の山里」は六花亭の秋季限定和菓子です。毎年10月~11月頃に売られています。)
六花亭といえば洋菓子のイメージが強かったので、饅頭なんてものが売っているとは意外。
しかも、なんとその栗饅頭、「着色や漂白をしない国内産の良質な栗」が丸ごと一粒入っているというのです。
【2019年追記】この記事を書いた当初(2012年)はオンラインショップでの扱いがあった「北の山里」ですが、近年、秋にチェックしても販売されなくなってしまいました。
実店舗に行けばあるのかもしれませんが未確認。ネットで買えるお気に入りの栗まんじゅうだったので残念です。またネットでの販売が再開されれば良いなと思います。
貴重
国産で、無漂白の栗を使っている栗饅頭とは聞いたことがありません。かなり貴重なのでは?
以前、栗蒸しようかんを作ろうかと思って栗の甘露煮をネット上で探したとき、「国産・無漂白」の商品は少なく、とても高価でした(結局買えなかった……)。
ですから、そんな栗を使っていると聞いただけで、興味津々!
栗饅頭好きの母に言ってみたところ、案の定、「食べたい食べたい」の大騒ぎ。
日持ちは3~4日。その中で食べきるために注文数は6個にしようかと思いましたが、母の希望で8個取り寄せてみました。↓


↑原材料は、「砂糖、栗蜜漬、小豆、小麦粉、牛乳、卵、米粉、みりん、水飴、バター、白玉粉、胡麻油、膨張剤、トレハロース」。

↑饅頭らしい、木訥としたたたずまいです。

↑皮は、表面がモチッとしています。甘い良い香り。

↑ひっくり返すとこんな感じ。

↑割ると、立派な栗がお目見えです!

↑抹茶とともにいただきます!(抹茶を家で手軽に点てる方法はこちら)
甘さ控えめで美味しい
……と、これが、とっても美味しいのです! 私の中のベストオブ栗饅頭決定!
私は、あんこが多い饅頭は甘すぎるように感じてあまり食べられないのですが、この「北の山里」は栗の割合が大きいため、全体的に甘さが控えめで味のバランスがとても良いのです。
ごろんと入った栗も美味しい~。
皮のフカフカ、餡のしっとり、栗のほくほくが同時に楽しめて、満足感が高い!
抹茶にも合う!
大きさは一般的な饅頭と同じなのですが、とても食べ応えがあります。一個でじっくり、長く楽しめます。
母も、「栗が柔らかくねっとりほくほくに炊けていて、今まで食べた栗饅頭の中で一番美味しい」とパクパク。
六花亭の隠れた名品発見という気分です。饅頭好きの方にはぜひぜひおすすめの栗饅頭です。
6個じゃなく、8個買っておいて正解でした……。