2017年末に初購入した冷凍あん餅(レビュー記事はこちら)。
↑こちら、美味しかったので、その後2回リピート購入しました。
1回目の購入…1袋(1kg)
2回目の購入…3袋(3kg)
3回目の購入…3袋(3kg)
と、合計7袋購入したわけですが、そのうちの最後の一袋が、食べきらずにまだ冷凍庫に残っていました。↓
↑こちら。
賞味期限切れ
この冷凍あん餅、賞味期限が切れてからすでに半年ほど経っています(汗)。↓
↑最後の一袋なので、大事に大事に食べていたら、いつの間にかこんなことになってしまっていました。
↑霜もたくさんついてしまっている……。
ここまでくるともったいながってばかりもいられないので、最近になって再び食べ進めるようになったのですが、このあん餅、冷凍庫に長く置きすぎていたせいか、とっても乾燥してしまっていて、買ってすぐの頃であれば自然解凍すれば軟らかくふわふわになったのですが、今は、自然解凍しても表面がカッサカサの固い大福になってしまうんですよね……(汗)。
美味しく戻せないのか
霧吹きで湿らせてからラップをしてレンジで解凍……とかも試してみたのですが、それだと、大福の表面が少し軟らかくなるだけで、全体的には固いまま。
それでも、食べられないこともないんだけど……これ、どうにか軟らかい大福に戻せないんだろうか??
そう思って調べてみたところ、「固くなった餅は水に半日浸けておくと良い」(*1)という情報を発見。(参考*1:DAILY INFO)
なるほど。ちょっと霧を吹いたくらいでは餅に水分が浸透しなかったけれど、半日も浸けておけばだいぶ違うのかな?
というわけで、水浸け実験をしてみることに。
水に浸ける
↑まず、冷凍状態のあん餅をボウルに出して……。
↑水を入れて、ラップをかける。この状態で冷蔵庫に入れて一晩置くことにしました。
↑そして一晩経過後。水から取り出してみた餅は確かにみずみずしい感じになっていましたが、やはり、それは表面だけで、串を刺してみるとまだ中が固い。
ゆでてみる
これ、もうちょっと軟らかくしたいな……。
そこでちょっと考えてみたのですが、お雑煮に入れる餅とかって、切り餅状態でパックに入ったものを買って使うわけですが、あの、ガチガチに固い餅が、ゆでるとクタクタに軟らかくなる。
ということはつまり、この大福も、ゆでればなんとかなるんじゃない?
↑というわけで、鍋に水を張り、そこに「一晩水に浸けた大福」を入れて火にかけ、沸騰してから三分ほどゆでました。
軟らかい!
餅は、以前、煮ている間に目を離していたら溶かしてしまったことがあり、ゆですぎると溶けることがわかっていたので、そうならないように、しかし、完全に軟らかく戻るように、ギリギリの線まで攻めてみました。その結果がこちら!↓
↑ジャーーーン!! 串で通したときに一切の抵抗なくスッと通る軟らかさまで戻したあん餅!!
餅周辺の水のようなものは、餅が溶けかけてどろどろしたものです。溶ける寸前までゆでました。
↑箸で持ち上げてみると、うん、びよーんと完全に軟らかい! これならイケそうだ!!
早速食べてみたところ……。
おっ!! これは美味しいーー!!
冷凍庫臭のようなものも消えて、完全に香りがフレッシュなもち米のものになっている。
表面は少し溶けかかったけれど、全体的にはちゃんとシコシコ感が残っていて、餅として美味しい。
いや~、「ゆで大福」って初めてなのですが、これ、いいですね!! つきたての餅にあんこを包んだような贅沢大福感が楽しめます!
きなこをかけてみた
↑もう、これは絶対きなこも合うだろう……と思って、ラスト3個にはきなこをかけてみました!!
↑食べてみたら、オーーッ! これも、ウマーー!!
ゆでた白餅にきなこをまぶした「安倍川餅」も美味しいですが、そこにあんこが加わった感じで、さらにお菓子感が増して、すっごく美味しい! 箸が止まらん!
冷凍あん餅はゆでるのもいいね
そんな感じで、最後に残った冷凍あん餅6個を、あっという間にたいらげてしまいました。
この冷凍あん餅は、今まで、自然解凍(orちょっとレンジでチン)して食べることしかしてこなかったのですが、今回、初めてゆでて食べることをしてみて、すごく気に入ってしまいました。
特に、このあん餅は、酵素や砂糖が添加されていない本格的な餅が使われているので、ゆでると「つきたて餅感」が出て美味しいんですよね。
今度またリピート購入することがあれば、そのときは、自然解凍だけでなく、「ゆで解凍」も試してみて、「ゆであん餅(きなこがけ)」を再び味わってみたいです!
大福の新たな楽しみ方を発見できて良かったです!