【線香】「大香木白檀」の長寸を買ったつもりが間違えてもっと長い線香(大薫香)購入~箱を開けたら太すぎた

2018年のお盆。

8月11日に迎え火をする予定で、それまでに、お盆期間中の供養で焚きたい線香など、準備万端に整えたつもりだったのですが。

迎え火前日の8月10日になって、急に、長寸(ちょうすん)線香を用意したくなってしまったんですよね。

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長寸線香

長寸線香とは、その名の通り、長い線香のこと。

一般的な普通の線香は短寸で、それより長い、スパゲティくらいのサイズの線香が長寸

長寸線香というのは2011年に一度購入したことがあるのですが、長さがある分、煙が出ている時間も長く、ご先祖様を丁重にもてなしている感覚がありました。

しかし長寸線香は値も張るので、普段使いはできず、買ったのはその2011年の一度きり。

以降はずっと短寸でばかり供養してきたので、今年のお盆は久々の長寸で、いつもよりたっぷりとした量の煙を、ご先祖様に召し上がっていただきたい。

大慌て

しかし! そう思い至ったのが迎え火の前日なわけで、もう、早急に取り寄せないとお盆期間中に間に合わない!!

どんな長寸線香を買おう? 私は慌てて品定めに入りました。

せっかくだから、今まで使ったことのない線香が良いな。

それで、値段もちょうど良くて、なるべく成分も自然なもの。

そう思いながらネット上の線香を見回っていて、目に留まったのが「白檀大香木 大薫香」。↓

↑なんと「純白檀、植物原料100%」とのことで、口コミもなかなか良く、価格も手ごろ(1280円)。

メーカーは「精華堂」。

精華堂の線香には五筆シリーズで慣れ親しんでいることもあり、この「白檀大香木」なる線香の香りにも興味が湧いたので、「よし! これに決めた!!」と、購入を決定!↓

大香木 白檀

↑発送連絡が翌日あり、それから2日後の8月13日、なんとかお盆期間中に長寸線香をゲットすることができたのでした。

何かがおかしい

しかしまあ、長寸線香ってこんなに長かったっけね。すごい迫力だわ。と、箱を見てまず思いました。

大香木 白檀

↑普通サイズ(短寸)の線香が入っている箱と比べるとこの違い。

まあでもとにかく、これで長寸線香での供養ができる。良かった良かった。……と箱を開けてみたところ……。↓

大香木 白檀

ん?

大香木 白檀

ん?

巻き紙の端からちらりと見える線香を見て、私は焦りました。

大香木 白檀

ちょっと待って、これ、一本一本が太すぎない??

こんなに太くなかったはず

姿を見せたのは、直径4ミリの太すぎ線香

戦慄を覚えながら一本取り出してみて、さらに「え?」と思いました。↓

大香木 白檀

ちょっと待って。何これ?? ゴツすぎない??(隣に並んでいるのは普通の線香)

私の記憶では、長寸線香って、長いだけで、太さは普通の線香プラスアルファ程度だったんです。断じて、こんなに太くはない!!

大香木 白檀

↑いやいやいや……。これ、もう、「線香」に見えないくらいだよね?

大香木 白檀

↑もう、「手持ち花火」くらいのボリュームなんだが(汗)

長い、重い、倒れそう

……最後に長寸線香を使ったのが七年も前だから、記憶の方が間違ってるのかも。このくらいボリューム感がある線香だった……のかな??(汗)

と自分を無理矢理納得させながら供養場に向かいます。

そして、火を点けて、いつものように香炉に差……せない!!

香炉の深さに対して一本が長すぎ、重たいので、立てようとしても「フラーッ」と倒れそうになります

待って待って待って! これは想定外!

香炉灰の中でなんとかバランスを取って線香が立つポイントを探し、そっと手を離します。

火事の不安

いや……一応……立ったけど……。

このまま供養部屋を離れて大丈夫なものだろうか。時間が経つうちに徐々に傾(かし)いできて、火が点いたまま倒れて床に落ちたりしない? そうなったら火事になっちゃう。

不安になり、私は、供養台の周囲にアルミホイルを敷きました。

これで多分、もし倒れても大丈夫……かなあ。

気は緩めず、たまに見回りにくることと、火事っぽい変な煙が部屋から発生していたら駆けつけることを決め、私は供養部屋を離れました。

その後、線香が燃え尽きるまで約二時間。

線香は倒れることなく、なんとか無事最後まで燃え切ってくれました。

長寸が二種類ある?

それにしても。やっぱりこの線香おかしい!

2011年に使った長寸線香は、もっと普通に香炉に立てられたもん。

私、何か変な線香を間違って買ったんだろうか?

もう一度、Amazonに行って、「大香木 白檀 長寸」で検索をかけます。

検索結果にはよく似たパッケージの線香がずらりと表示されましたが、それらを見比べてあることに気づきました。

↑私が買ったのはこれ。「長さ約34㎝」と書いてあります。

そしてもう一つ。まったく同じようなパッケージなのに長さが違う線香があったのです。↓

↑こちら。「長さ約25㎝」と書いてあります。

……何? 長寸って、長さが二種類あるの??

「大薫香」という長さ

しかし、そこで私はさらに気づいたのです。

私が買った34cmの線香は「大香木白檀大薫香という商品名で、「長寸」というキーワードが入っていない。

もう一方は「大香木白檀長寸」で、ちゃんと「長寸」表記があるのに。

……もしかして「大薫香」っていうのを選んだのが間違いだったんだろうか?

「大薫香」って何??

と思って調べたところ、なんと!! 「大薫香」とは、「長寸より一段階長い線香の呼び名」だったということが判明!

14㎝…短寸

16㎝…中寸

25㎝…長寸

33㎝…大薫香←コレ

54㎝…中天香

66㎝…大天香

というそうで!!(参考:線香の豆知識

私は「長寸」が欲しかったのに、間違って、それより長い「大薫香」を買っちゃったんだ!!

間違えた

マジですかーー!! 「長寸」も「大薫香」もパッケージがほぼ同じだから、検索結果で二つ並んだときに、あまり何も考えず「大薫香」の方を買ってしまった!!

「大薫香」なんてさ、商品名の一部みたいじゃん!! 「大薫香」って言われて、それが「長さの種類を表す言葉」ってわかる人がどれだけいるんだーー!! 玄人すぎるだろーー!!

「長寸」までは「寸」って入っているからいかにも長さを表している感じがするけれど、その上がいきなり「大薫香」ってどういうことなんですかね!! 「大長寸」とか、もっとイメージしやすい言葉で表現するわけにはいかなかったんですかね!!

せめて、商品説明に、素人向けに「長寸よりさらに長く太い線香です」って一言注意喚起してもらえたら嬉しいのに!

それか、商品パッケージを、長寸とは明らかに違う色味などにしていただきたいものです!! 箱に大きく「大薫香」とプリントするとか!!

ネットの商品画像で見ると、長寸も、大薫香も、パッと見、本当に同じ物に見える!

ゼエゼエ!!

……というわけで、長寸を買うつもりが間違えてもっと長い(&太い)線香を買ってしまったことが判明して、ガーンとなりましたが、まあ、より長い線香の方が供養的には良いはずだし、妙な豆知識も得られたので、「塞翁が馬」ということにすることにしました。

香りはわりと良い

ちなみに。この「大香木白檀」という線香、香りはなかなか良かったです。

あのド派手な香りの五筆シリーズを出している精華堂の線香だから、「純白檀」を謳っていても、やはりちょっとどぎつい感じの香りなんじゃないかな~……と思っていたのですが、焚いてみるとなかなかどうして、けっこう素朴な香りで良い

柑橘系の甘酸っぱさが強いですが、白檀の特徴であるミルキー感もうっすら混じっていて、自然な感じが好みです。

精華堂ってこんな香りも作れるんや!! と驚きました。

煙は少ない

ただ、思っていたよりかなり煙が少なかったです。

「大薫香」なんて焚いたら、そりゃもう普通の線香の比じゃないくらいモックモクに煙るのかと思っていて、それを期待していたのですが、実際は、普通の線香の半分くらいしか煙が出ない

最初に焚いたときは夜で、供養部屋には手元灯しかなくて薄暗く、その中で見たら無煙レベルに見えました

昼間に焚いたら一応煙は上がっていて安心しましたが、薄くて物足りなかったです。

微煙線香を求めている人には良いと思いますが、そうでない人には注意ポイントになるかもしれません。

ただ、煙が少ないのは大薫香だけの特徴かもしれず、短寸(普通サイズ)であればまた違うのかもしれないので、そのうち買って試してみるかもしれません。↓

↑大バラ(約380本入り)1895円。一本約5円で、線香としてわりとお手頃な部類です。

残りはお彼岸に

というわけで「初・大香木白檀」&「初・大薫香」。

今回のお盆では使い切れなかったので、残った分は9月のお彼岸に使おうかなと思っています!

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