旅行時の食事記録を取るために購入を決めたICレコーダー。
迷った結果、ソニーのICD-UX543Fを注文したのですが、それが届きました!↓

↑箱を開けたとき、「えっ?」と思いました。なんだか、イメージと違う! 思っていたよりも小さい!
手のひらより小さい

↑手のひらに完全に隠れてしまうサイズ(横36.6mm、縦101.5mm)。

↑携帯電話よりも一回り小さい。

↑幅に至っては、携帯電話の半分程度(10.5mm)。私の携帯電話は薄型タイプなので、それよりもさらに薄いことに驚きました。
これだけ小さく薄いと、たとえば旅館での食事中にこれをテーブルの上に置いておいても邪魔にならなそうだし、まったく目立たないと思います。それに、メタリックで洒落た外観なので、パッと見、レコーダーとはわかりません。
食事を運んできてくれる人に録音していることを感づかれたくないので、このこぢんまりした感じはありがたいです。
軽い
そして軽いです。49gと書いてあったので軽いんだろうなとは思っていたのですが、持ってみると、想像していたよりも軽い。扇風機に付属しているリモコンのような感じです。

↑付属品はこちら。必要最低限のものは一通り揃っています。

↑専用ポーチが気に入りました。フカフカしていて可愛いですし、これに入れたままでも録音できるのが良いです。
充電

↑使い始める前に充電が必要なわけですが、そのときのポイントとなるのは本体横の「USBつまみ」。これをスライドさせると……。

↑本体下側面の、普段はシャッターが閉じている場所が開いて……。

↑USB端子がシャキンと出てきます。これを、起動しているパソコンのUSBポートにつないで充電します(USB充電AC電源アダプターを購入すれば、コンセントからの充電もできます)。
わかりやすい

↑さすがソニー製品、大事なボタンが目立つ位置に配置されており、操作方法がわかりやすいです。黒地に白い文字のディスプレイも見やすいです。字はもう少し大きい方がより読みやすいかな? と思ったりはしますが。
トラックマーク

↑機能面で特に良いと思ったのがこの「トラックマーク」。録音している最中にこのボタンを押すと、その部分にしおりを挟んだような感じになって、あとで再生するときにその「しおり部分」からスタートすることができます。

↑トラックマーク(しおり)の数はこの旗マーク横の数字で表されます。一回の録音につき、トラックマークは98個までつけることができます。
たとえば、旅館での夕食時間中ずっと録音しっぱなしにするときに、新たな料理が運ばれてくるタイミングでトラックマークをつければ、再生を聞くときに「どの部分に料理の説明があるか」がわかりやすくなってとても便利です。
クリアな音声
録音音声はクリアで聞き取りやすいです。ノイズもまったくありません。
初期設定では「おまかせボイス」という、自動的に適切なマイク感度になるモードになっているのですが、これだと少し離れた場所にいる人の音声が遠い感じがしたので、手動で「マイク感度:高」に設定し直しました。
「マイク感度:高」だと、近くの声も遠くの声も同じように大きく聞こえるので、喋っている内容がはっきりわかって良いです。
FMラジオも聴ける

↑あと、このICレコーダーはなぜかFMラジオを聴ける(&録音できる)ようになっているのですが、このラジオが妙にとっても音が良いのでびっくりしました。(ラジオは、必ずイヤホンを差して聴く仕様になっています)
ラジオとは思えません。CD再生を聴いているようです。ラジオ機能はおまけくらいに考えていましたが、その「おまけ」がけっこうな高品質だったので得した気分です。
総合的に満足
総合的に、私の使用目的にはとても合ったものを購入できたと思います。まず、「小さく、薄い」から、レストランでも目立たずこっそり録音可能。
「軽い」から、バッグに追加しても負担にならない。
操作の仕方もわかりやすいし、録音した音も良いし。電池の持続時間は、一回の充電で26時間とスタミナも十分。
内蔵メモリー(4GB)による最大録音時間は44時間(標準録音時)で、それだけ録音できるならどんなに食事時間が長引いても安心です(万が一容量に不足が出てくれば、microSDカード、microSDHCカードを使うこともできます)。
デザインも可愛いので持っていて気分も良いですし。これから実際に外で使ってみるのが楽しみです!
(追記:その後、「金沢・福井旅行」中の食事時にこのレコーダーを使ってみました! テーブル上に置いてもさりげなくて、とても良かったです!)
追記:新モデル
上述したように、2020年現在、上記ICレコーダーの新モデル(ICD-UX570F)が発売されています。前方の音をしっかり録音できる「フォーカス録音」という機能などが加わり、さらに便利になったようです。↓)