【レシピ】和スイーツ「みつ豆」を初めて作ってみた~甘いフルーツ、寒天、ほくほく塩豆と黒蜜のコンビネーションが美味しすぎた

二年近く前に、母が「みつ豆を作りたい」と言って購入したまま放置していた黒砂糖(喜界島黒糖)を、先日、先にちょっと味見させてもらって美味しかったのですが。↓

母が「みつ豆」を作りたいといって、黒蜜用に購入した「喜界島黒糖」という黒砂糖。一年経っても使われずに放置されているので、気になって、先に味見させてもらいました。黒砂糖の概念を覆す上品な味わい!

↑この記事を読んだことでみつ豆作りのことを思い出したらしい母が、急に奮い立ち、「みつ豆を作る」と猛然と動き出しました。

ちょうどお盆に差し掛かろうとする頃で、生前、みつ豆が好物だったという祖母(母の母)に、みつ豆を作って供えたいという気持ちが高まったことが、大きなモチベーションになったようです。

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みつ豆のレシピ

みつ豆に必要な材料はこちら。↓

みつ豆の材料(五人前)

赤えんどう豆…200g(乾燥状態で)

塩…2.5g(豆の重さの1.25%)

棒寒天…1本

寒天を煮溶かすための水…600ml

好みの果物の缶詰…適量

キウイフルーツ…2個

バナナ…2本

レモン果汁…大さじ1(バナナと和える)

【黒蜜】

黒砂糖…100g

水…100ml

赤えんどう豆をゆでる

みつ豆 赤えんどう豆 ゆで方 レシピ

↑それではまず、みつ豆に必須の、この「赤えんどう豆」をゆでていきます。

みつ豆 赤えんどう豆 ゆで方 レシピ

↑「赤えんどう豆」は、豆大福などにも使われていることの多い、和菓子と縁の深い豆です。今回、母のこだわりで、北海道産のものを取り寄せました。

しかし!! 購入したのは今から二年近く前ということで、もう豆が乾燥してしまってパッサパサ!

浸水させる

みつ豆 赤えんどう豆 ゆで方 レシピ

↑ということで、通常(新鮮な豆)であれば一晩(8時間程度)水に浸ければ良いところを、丸二日間(48時間)浸水させることにしました(冷蔵庫にて)。

みつ豆 赤えんどう豆 ゆで方 レシピ

↑48時間経過後。

みつ豆 赤えんどう豆 ゆで方 レシピ

↑一度ザルにあけ、軽く水洗いします。

二回ゆでこぼす

みつ豆 赤えんどう豆 ゆで方 レシピ

↑浸水を終えた豆を鍋に入れ、たっぷりめに水を張り(豆の表面から3㎝ほど高くなるように)、強火にかけます。

みつ豆 赤えんどう豆 ゆで方 レシピ

↑沸騰したらそのまま3分ほど煮て、アクを出します。

みつ豆 赤えんどう豆 ゆで方 レシピ

↑ザルにあけて軽く水洗いしたら、新しい水を鍋に入れ、豆を戻し、もう一度ゆでこぼします。

煮る

みつ豆 赤えんどう豆 ゆで方 レシピ

↑二回のゆでこぼしが終わった豆を鍋に戻し、豆が完全に隠れるくらいの水を張り(豆の表面から1㎝ほど高くなるように)、強火にかけ、沸騰したら火を弱め、ごく軽い沸騰が続くくらいの火加減でフタをして煮ていきます

みつ豆 赤えんどう豆 ゆで方 レシピ

↑20分おきくらいに様子を見て、水が減ってしまっていたら水を足し、豆の表面が水から出ないようにします(水を足した直後は火を強めて沸騰が続くようにする)。

みつ豆 赤えんどう豆 ゆで方 レシピ

新鮮な豆であれば一時間半~二時間古い豆であれば三時間ほど煮ると豆が軟らかくなるので、そうなれば火からおろし、を加えて軽く全体を混ぜ、20分ほどおいて十分に冷ます(冷ましている間に豆に塩味が浸透していく)。

みつ豆 赤えんどう豆 ゆで方 レシピ

↑ザルにあけて完成。(多めにできあがるので、余ればジップロックなどに移して冷凍保存してください。)

寒天作り

みつ豆 棒寒天 作り方 レシピ

↑続いては寒天作り! こちらの棒寒天(1本)を使っていきます。

みつ豆 棒寒天 作り方 レシピ

↑寒天をさっと水洗いしたら、大きめにちぎってたっぷりの水(分量外)に20分ほど浸け、ふやかします。

みつ豆 棒寒天 作り方 レシピ

↑寒天がやわらかくなったら固く水気を絞り、鍋に入れます。

みつ豆 棒寒天 作り方 レシピ

↑600mlの水を注ぎ……。

みつ豆 棒寒天 作り方 レシピ

↑強火にかけ、沸騰したら弱火にし、絶えずかき混ぜながら寒天を煮溶かしていきます。

みつ豆 棒寒天 作り方 レシピ

↑寒天がお湯に溶けて見えなくなったら、茶こしで漉しながら容器(バット等)に流し入れます。

みつ豆 棒寒天 作り方 レシピ

↑室温で40分ほどおいて冷ますと固まります。冷たくして食べたい場合はその後冷蔵庫で冷やします。

みつ豆 棒寒天 作り方 レシピ

↑固まれば、1㎝角ほどに包丁で切れ目を入れて……。

みつ豆 棒寒天 作り方 レシピ

↑できあがり。

黒蜜作り

そして! いよいよ黒蜜作りに入っていきます!

みつ豆 黒蜜 作り方 レシピ

↑鍋に、水100mlと黒砂糖100gを入れます。このとき使った黒砂糖は喜界島黒糖!! やっと本来の用途として日の目を見た!!

みつ豆 黒蜜 作り方 レシピ

↑火にかけ、かき混ぜながら、少しとろみが出る程度に煮詰めて完成(冷めると粘度が増すので、けっこう水っぽい仕上がりで大丈夫です)。

みつ豆 黒蜜 作り方 レシピ

↑美味しそうな黒蜜ができあがりました!!

盛り付け

みつ豆 作り方 レシピ

↑トッピングする果物を用意して、やっと!! みつ豆の準備が整いましたーーー! 単純そうに見えて、意外とここまで来るのが大変だったーーー!

(キウイはイチョウ切り。バナナは輪切りにしたあと、変色を防ぐためレモン果汁をかけて和えました。白桃デコポンは缶詰です。)

みつ豆 作り方 レシピ

↑器に盛り付けて、黒蜜を上からたっぷりかける!!

みつ豆 作り方 レシピ

パーーー!!! できたーーー!! 美味しそうーーーー!!

食べてみる

みつ豆 作り方 レシピ

↑私は、こんな、「みつ豆」なんてものを食べるのは生まれて初めてなのですが、果たしてどんな味なのか……。

では、いただきまーす! パク。もぐもぐ……。

おっ……。なんだこれ、なるほど、美味しい……!!

甘いフルーツと、まったく無味の寒天、そして塩味のホクホク豆を、濃厚な黒蜜がまとめあげている感じで、すっごく上品でレトロ美味しい!!

食べ応えのあるスイーツです。

行ったこともないのに、戦後の、オシャレなパーラーみたいなところで食べているような、そんな錯覚に陥りました。

祖母が、これが好きだったという理由もなんとなくわかる気がしました。華やかで楽しい思い出と結びついている一品なのでしょう。

美味しかった

というわけで、やっとありつけた初・みつ豆!! 美味しかったです!

お盆にも間に合って、供養台に供えることができました。あの世で、祖母が、他のご先祖様とともに、好きなだけみつ豆を食べてくれたなら嬉しいです。

あと、私は「みつ豆」が人生初ならば「黒蜜」も人生初だったのですが、「黒蜜」って美味しいものですね。黒砂糖の底力を知りました。ハマッてしまいそうです。

ゆでた「赤えんどう豆」がけっこう余っていて(現在冷凍保存中)、棒寒天もまだ1本あるので、また近いうちに「みつ豆」を作って食べたいなあ~なんて思います。

いやあ~、和スイーツって、洋菓子とはまた別種の手間がかかりますが、ヘルシーで、奥深い美味しさがあって、良いものですね!

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