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マクロビオティックQ&A 実践編

美味しい玄米の炊き方は?(スーパー活力鍋使用)

説明書の記載通りの水加減にすることがポイント。塩少々を忘れない。

もっちりおこわのような玄米ご飯

黒米入り玄米ご飯(スーパー活力なべ使用) マクロビオティック料理
炊飯器でも美味しく炊ける玄米ですが(『炊飯器を使った玄米の炊き方』参照)、圧力鍋を使うとさらに香ばしく、もっちりつやつやに炊きあがります。

今回は、その圧力鍋の中でも高圧で、玄米を上手く炊けることに定評のあるスーパー活力なべを使った炊き方をご紹介します。

(上の写真は、玄米3合に対し有機黒米大さじ1+アマランサスもちきびもちあわミックスを大さじ3、昆布を40g入れて炊いたものです(国産有機栽培コシヒカリ玄米使用)。

浸水時間=玄米は一晩、発芽玄米は48時間

付属の説明書に従い、玄米の浸水時間を決めます。早く食べたいときは12時間(一晩)、時間のあるときは発芽玄米にするために48時間、水につけることになっています。

両者とも、吸水が終わったら(炊飯の直前に)ざるに上げ、水気を切ります。

ちなみに、浸水時間が12時間以上48時間未満のときは、発芽玄米のレシピ(玄米よりも加水量が少なく、加圧時間も短い)で作った方がうまくいきます。

一番のポイント! 水加減

玄米の水加減(スーパー活力なべ使用) マクロビオティック料理
吸水させてざるに上げた玄米をスーパー活力なべにあけ、雑穀類などを入れる場合は入れ、水加減をします。この水加減が成功の鍵を握ります! 説明書に記載されている量を守りましょう。(雑穀を大さじ3程度入れた場合も、加水量は説明書通りで大丈夫です)

そのとき、注意しなければいけないのは、説明書に記載されているのが「カップ」での量であるということです。「玄米○カップに対して水○カップ」という書き方がされています。

この説明書における玄米1カップは、玄米1合ではありません。米は、通常「合」(ごう)で計ると思うので、カップによる表記は頭が混乱するところです。以下に、「カップ」を「合」に換算したときの加水量を書いておきますので参考になさってください。
洗う(浸水)前の玄米量 加水量
玄米(一晩浸水)の場合
加水量
発芽玄米(48時間浸水)の場合
1合 270cc 225cc
2合 495cc 405cc
3合 720cc 630cc
4合 900cc 810cc
5合 990cc 900cc

ちなみに、説明書に記載されている、カップ(200cc)による加水量は以下の通りです。
洗う(浸水)前の玄米量 加水量
玄米(一晩浸水)の場合
加水量
発芽玄米(48時間浸水)の場合
1カップ 300cc 250cc
2カップ 550cc 450cc
3カップ 800cc 700cc
4カップ 1000cc 900cc
5カップ 1100cc 1000cc

最後に塩(できれば昆布も)

水加減が終わったら、最後に塩を少々入れてかき混ぜます。こうすることでぐっと玄米の旨味が引き立ちます。できれば昆布も割り入れます。より美味しくなりますし、玄米ご飯と一緒に食べられるので栄養価が増します。

おもりをセットし、加熱

スーパー活力なべ マクロビオティック
↑フタを閉めます。オモリを高圧(H)に合わせ、フタにセットします。強火で加熱し、圧力がかかるのを待ちます。

スーパー活力なべ 圧力がかかる前 マクロビオティック
↑取っ手部分にある内圧表示ピンです。初めはこのようにぺったんこですが、加熱が進んで内圧が高まってくると……。
スーパー活力なべ 圧力がかかった マクロビオティック
↑このように飛び出します。内圧表示ピンが上がっているのが、圧力がかかっていることのしるしです。
スーパー活力なべ おもりが揺れる マクロビオティック
↑やがて鍋内部に充満した蒸気がシュンシュンと吹き出し、オモリが揺れ始めます(火を入れてから揺れるまで約10〜15分)。オモリが揺れたら弱火にし、玄米なら15分、発芽玄米なら10分加熱します。時間が経ったら火から下ろし、内圧表示ピンが下がるまで待ちます。

内圧表示ピンが下がったら炊きあがり

スーパー活力なべ 内圧表示ピンが下がった マクロビオティック
↑火から下ろして10〜15分ほどで内圧表示ピンが下がります。

スーパー活力なべ オモリを傾ける マクロビオティック
↑オモリを傾け、蒸気をすべて逃してからフタを開けます。
スーパー活力なべ 玄米炊きあがり マクロビオティック
↑できあがりです。さっくりと天地返しをしてください。

水加減の失敗例

スーパー活力なべ 玄米失敗例 マクロビオティック
↑一番初めにスーパー活力なべを使ったとき、浸水を48時間して発芽玄米にしたにもかかわらず、「柔らかめに炊きたい」と思って玄米用のレシピ(加水量が多く加圧時間が長い)で炊いたところ、水が多すぎて写真のようになってしまいました。

炊飯器で炊いたときは浸水時間を長くしたからと言って水を少なくしなくても炊きあがりは変わらなかったのですが、スーパー活力なべの場合は浸水時間と加水量の割合をきっちり守らないといけなんだなと思わされた出来事でした。

(しかしながら、この柔らか玄米ご飯も美味しかったですよ!)

玄米ご飯だけで美味しい!

玄米ご飯のある食卓 マクロビオティック
↑炊飯器ではヌカ臭さをカバーするために胡麻や梅干しが必須だったのですが、スーパー活力なべで炊いた玄米は香ばしく、そのままバクバク食べられる美味しさです。

玄米が得意でなかった方はきっと玄米の美味しさに気付き、玄米好きだった方はますます玄米にはまってしまうでしょう。

扱いや手入れが意外と楽で、手動で炊くというアナログ感が楽しいです。もっちりと粘りのある玄米ご飯から、もう離れられません!!

次項:調味料を変えていく

さて、食卓に玄米ご飯を組み込めたら、次は調味料を変えていきましょう。「何から始める? その2調味料を変える(古式・自然製法)」で詳しく説明します。
(2008.8.27)
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