マクロビオティックQ&A理論編

マクロビオティックとは? その6「マクロビオティック基本ルール」

マクロビオティック実践において、忠実に守れば守るほど心身の調和が取れてくるもの。

究極の解答集

このページでは、桜沢如一氏著『ゼン・マクロビオティック―自然の食物による究極の体質改善食療法』に載っていたマクロビオティックの「注意事項」(p.69)に、桜沢氏の 他の著作からの知識も補足的に取り入れてまとめたものを基本ルールとしてご紹介します。

いわば、「究極の解答集」です。理論を突き詰めると、以下のような実践法に至ります。

マクロビオティック基本ルール

  • 玄米や雑穀などの未精製「全粒穀物」を主食とし、その割合を食事全体の60%以上とする。
  • 精製された白砂糖、甘味料、化学調味料など、工業的に製造されたものを使わない。
  • 季節外れの野菜は用いない。(自然の摂理に反するため)
  • 添加物の入ったものは摂らない。(不自然だし、極陰なのでバランスが崩れる)
  • 動物性食品(鳥肉、豚肉、牛肉、バター、チーズ、牛乳など)はなるべく避ける。(新鮮な魚介類や野鳥ならあまり科学的に汚染されていないので少しは可。卵は、「とらなくても良いがとるならほんのたまに」とされている(ただし有精卵に限る)
  • 有機農産物を使用する。その際、皮はむかずに丸ごと調理するようにする。(※1)
  • 輸入された食品(遠くで作られたもの)は摂らない。
  • コーヒーを止める(刺激が強く陰性すぎる)。発ガン性のある着色したお茶を用いない。番茶や無着色の中国茶なら用いても良い。
  • 有機栽培で作られたものが原料であったり、天然・古式の製法で作られた調味料を使う。
  • ベーキングソーダ(ふくらし粉)を含んだ焼き物を用いない。(練り物を急速に膨張させるものだから、調和のとれた食品としては陰性すぎるため)
  • よく噛むこと。少なくとも一口50回以上は噛む。美味しい食べ物は、よくかめばさらにおいしくなる。
  • 水は陰性であり、体をゆるめるため、飲み物は少なくする。特に、一日の活動量が少ない人(陰)は水を飲みすぎないよう注意する。

(※1…万物はその全体で陰陽のバランスがとれているので、野菜も皮や葉を含めた全体を食べるのが一番良いという考え方(一物全体)から。なお、やむを得ず農薬使用の野菜を使い、残留農薬の心配がある場合は皮を剥く)

参考文献:『ゼン・マクロビオティック―自然の食物による究極の体質改善食療法

次項:中庸とは?

次の項目(マクロビオティックとは? その7「目指すあり方「中庸」」)では、マクロビオティックの食事をとっていくと到達する陰陽のバランスがとれた状態(中庸)について説明します。