マクロビオティック初心者向け簡単ガイド マクロビオティックQ&A理論編

マクロビオティックって?

マクロビオティックの食卓

マクロビオティックは日本生まれの健康食法。どこの家にもあるような素朴な食べ物で体や精神の不調をととのえてしまいます

食養」(しょくよう)「正食」(せいしょく)なんて言い方をされることもあるんですよ。なんだか古い感じですよね? それもそのはず、マクロビオティックのルーツは江戸時代にあるのです。

江戸時代に貝原益軒が書いた「養生訓」を踏まえて明治に石塚左玄が「食養」を唱え、昭和に桜沢如一氏が「マクロビオティック」として完成させたのです。

現代では、もっとオシャレな感じで語られることも多いですが、基本的にマクロビオティックというのは古くてゴツゴツしたものです。でもその古さには普遍的な価値があり、今の時代では逆に新鮮なんですよね。

どんなものを食べるの?

おにぎり・ごぼう汁定食

マクロビオティックでは基本的に、玄米ご飯を主食に、旬の野菜をおかずにして食べます。梅干しや漬物を添えることも多いです。

なぜ白米ではなく玄米が主食なのかというと、玄米の方が栄養があって、おかずで栄養を補おうと必死にならなくても良くて楽だからです。効率的なんですね。

だから、別に、白米を食べてはいけないということではないのです。玄米の方が品数が少なくすんで楽だよと教えてくれているだけです。

そば、うどん、パスタなどの麺類も食べますよ。

動物性食品を食べちゃいけないの?

マクロビオティックでは、動物性食品はあまり食べない方が良いとされています。人間も動物ですから、同じ動物同士、性質が近すぎるために、バランスを取るのが難しいと考えられているからです。

肉を食べない方が良いとされる理由について、詳しい解説はこちら。↓

なぜ肉を食べない方が良いのか? その理由を説明しています。陽性である人間は陰性の植物を摂るのが陰陽のバランスを中庸に保つためには良いから。肉は薬類汚染されているものが多いから。また、癌になりやすい。

だからと言って、禁止されているわけではありません。「肉や魚、卵や牛乳を食べなくても健康に生きていけるよ」と教えてくれているだけなので、量や食べ方にさえ気をつければ、動物性食品を食べても大丈夫です

砂糖は一切禁止なの?

マクロビオティックでは、白砂糖は摂らない方が良いとされています。

体に必要なミネラルやビタミンが入っていないので、食べると、とてもバランスが崩れて病気の元になってしまうのです。

白砂糖を摂らない方が良いとされる理由について、詳しい解説はこちら。↓

白砂糖は体に必要な微量栄養素がなく、抵抗力が落ちます。また、何によっても中和できないほどの極陰で、心身の調和を著しく乱すため、マクロビオティックでは最も避けられています。

でも、黒砂糖なら食べても良んですよ。黒砂糖は精製されていないので、自然の栄養分が残っています。

ですから、白砂糖ではなく、黒砂糖などの未精製の糖を食べるようにすると良いです。

未精製の糖には、黒砂糖の他に、原糖甜菜糖米飴、メープルシロップなどがあります。

体調にどんな変化があるの?

私の場合は、便秘が治ったり、生理痛が軽くなったり、月経周期がととのったり、アトピー性皮膚炎の湿疹が出にくくなったり、ガスが出なくなったり、目の充血がなくなったりしました。

精神的には、やる気に満ちてワクワクした感じになりました。それでいて、穏やかなのです。

マクロビオティック実践による体調の変化について、詳しい解説はこちら。↓

便通が良くなる。疲れにくくなる。体の中がスッキリする。頭が冴える。甘いものや動物性食品を特に食べたいと思わなくなる。生理痛が軽くなる。

美味しくなさそうだなあ……

マクロビオティックだからと言って、特別なものを食べなければいけないということはないんですよ。味だっていつもと同じでOK。

たとえば、普段の味つけで、肉入り野菜炒めから肉を抜くだけでも立派にマクロビオティックですね。

マクロビオティック料理は美味しくないのかという疑問に対する詳しい解説はこちら。↓

極めているものは好みが分かれるかもしれませんが、通常は普通の料理と変わりなく美味しいです。

マクロビオティック料理のレシピ集はこちら。↓

マクロビオティック料理レシピ約160個を写真入りで紹介しています。鉄火味噌、ねぎ味噌など、マクロビオティックの伝統的な食養料理から、麻婆豆腐など一般的な料理まで。すべてのレシピに肉は使用していません。

楽しくなさそうだなあ……

肉やお菓子、卵、乳製品などが好きだった人には、「純和食テイスト」のマクロビオティックが楽しくなさそうなものに思えるかもしれませんね。

でも、もし、肉やお菓子を「そんなに食べたいとも思わない」という心境になれたら、マクロビオティックの食生活が「普通」になると思いませんか?

マクロビオティックの食事法を少しずつでも続けていると、不思議なことに、だんだん肉やお菓子がいらなくなってくるのです。体が慣れてきてしまうんですね。

だから、心配しなくても大丈夫ですよ。もし楽しくないと感じたなら、好きなものを食べてしまえば良いのです。それでいいんですよ。

長続きするかな?

「玄米ご飯に味噌汁、漬物」のような食事にすぐ慣れられるのなら良いのですが、それでは続かないという場合、できるところから少しずつやっていきましょう。

たとえば、白米に胚芽米を混ぜてみる

調味料を、長期醸造で古式製法の良いものに変える。

白砂糖を黒砂糖に変えてみる。

肉やお菓子を食べる頻度を少なくする。

よく噛むようにしてみる。

そんなことだけでも、体調は少しずつ上向いていくものなのですよ。ぜひ体感してみてください。

私に合ったマクロビオティックの始め方って?

マクロビオティックには、「厳しい」から「ゆるゆる」まで、実行内容に大きな幅があります。

体の具合が良くないか、健康か、厳しいのに耐えられるか、耐えられないか、各人の条件によって自由に決められるものです。

そうは言ってもどこから始めたら一番自分にとって良い結果が出るか判断できない? 

そんな方は、「マクロビオティック最適スタートレベル診断」を用意しましたので試してみてください。

マクロビオティック最適スタートレベル診断

マクロビオティックに触れてみよう!

それでは、マクロビオティックの世界にご案内します。

マクロビオティックを本気で学びたいならマクロビオティックQ&A
(※「理論編」を最初(マクロビオティックの目的)から順に読むとマクロビオティックを無理なく理解できる仕組みです)

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補足:マクロビオティック卒業後のオリジナル健康法について

私は2007年からマクロビオティックを実践したのですが、2009年に体調を崩してマクロビオティックを卒業しました(この体調の崩れについて詳しくはこちらのコラム参照→「マクロビオティック道の終点を迎えた経緯その1」)。

その後、マクロビオティックの経験を基に「一日一回の基本食を食べたらあとは自由」という自分オリジナルの健康法(「玄米・ごぼう汁基本食健康法」)を開発し、病態を回復させました。

その健康法についてこちらのサイトにまとめてありますので、興味のある方はご参照ください。↓

玄米・ごぼう汁基本食健康法