マクロビオティックQ&A理論編

マクロビオティックとは? その4「人間の陰陽判断」

活動強度や食生活の内容、季節などで各人の陰陽バランスがだいたいわかる。それを元に食物を選んでいくようにすると、より能動的なマクロビオティックとなり面白い。

人間の陰陽

前項『食物の陰陽判断』で、「食物の陰陽」、そしてバランスの取れた「中庸群の食品」は何かを説明しました。

基本的にはこの「中庸群の食品」を食べていれば間違いないわけですが、より各人の状態に合った食物を選べるようにするため、 人間の陰陽判断ができるようになると便利です。

性別に見る陰陽

男女を比較したとき、男性は陽性、女性は陰性です。陰性寄りの男性や陽性寄りの女性もいますが、それでも男性の方が陽性で女性の方が陰性であることには変わりありません。

性別における陰陽の差は、人間同士の陰陽差において最も大きなものです。

活動強度に見る陰陽

スポーツをよくしたり外で動き回っている人と、一日中机に向かっている人では、どちらが陰性でどちらが陽性だと思いますか?

もうおわかりだと思いますが、活動強度が高い人が陽性で、あまり動かない人が陰性です。

住んでいる土地に見る陰陽

寒い地方に住んでいる人は、その冷涼な気候に合わせて陰性になります。 逆に暑い地方に住んでいる人は陽性です。

ちなみに、『食物の陰陽判断』でも触れましたが、土地の寒暖差による陰陽の違いは植物においては人間と逆になります。

たとえば、寒い地方に住んでいる人間の陰性さを和らげるために、大地は作物を陽性に仕立てます。ですからたとえば北海道に実る作物は日本の他の地域の作物に比べて陽性です。

同様に、暑い地方に住んでいる人間の陽性さを和らげるために、大地は作物を陰性にします。

体格に見る陰陽

体格には様々な要因がからむので一概に言うのは難しいのですが、基本的に「筋肉質でがっちりした固い人」は陽性、「脂肪が多く全体的に水っぽい人」は陰性です。

普段食べているもので見る陰陽

あなたが好きでよく食べるものは何ですか? そしてそれは陰性ですか陽性ですか? 「食物の陰陽判断」を見て調べてみてください。

たとえば肉や魚、塩辛いものが好きでよく食べる人は陽性寄り。

甘いものやイモ類、果物をよく食べる人は陰性寄りです。

季節に見る陰陽

個人における陰陽のゆらぎに最も影響を及ぼすのがこの季節です。

陽性の季節(春・夏)になると太陽の熱が強くなり、気温も上がり、人間も陽性になります。

陰性の季節(秋・冬)になると太陽の熱が弱くなり、気温も下がり、人間も陰性になります。

この陰陽の変化は、いくら暖房やクーラーで室内温度を調整しても逃れられません。大地のエネルギーそのものが体にはたらきかけて、人間の陰陽を変えるのです。不思議ですよね。

なお、暖かい季節(3月~8月)に生まれた人は基本体質が陽性になり、寒い季節(9月~2月)に生まれた人は基本体質が陰性になります。

陰陽の簡易診断テスト

では、実際に現在の自分が陰寄りなのか陽寄りなのか判断してみましょう。

各質問ごとに陰か陽を選んでいってください。陰か陽かはっきり言えないときは主観で結構ですので、「陰寄りの陽かな」(陰判定)「陽寄りの陰かな」(陽判定)など「どちらかと言うと……」という根拠で判定をしておいてください。

以下のボタンをクリックで診断をスタートします

いかがでしたでしょうか。

ただし、これは絶対的判定ではなく、陰性寄りの人でも運動をした日や肉を食べた日は陽寄りになりますし、その逆もあるわけで常に変化していくものですから、あまりガチガチに考える必要はありません。基本的な体質を知るための手がかりとしていただければと思います。

次項:人間の陰陽によって食物を選ぶ

次の項目(マクロビオティックとは? その5-人間の陰陽による食物の選び方)では、人間の陰陽に応じて食材や調理法を変えていく方法を学んでいきます。