【大相撲】遠藤が腕のケガを押して再出場~白鵬の下がりを引っこ抜いて投げ飛ばす【2018.5夏場所】

2018年夏場所十日目。

六日目に右腕を怪我して休場が決まった遠藤が、なんとなんと、十日目から再出場すると報じられました。

追手風親方によると、

昨日(20日)の夕方に稽古をして、今朝(出場を)決めた(*1)

あざが広がった右腕は少し曲がる程度で、痛みや違和感はあるという。飲み薬で痛みをやわらげ、「切れた部分を鍛えながら治していく」と話した。(*2)(引用*1,*2スポニチアネックス

とのことなのですが……。

「切れた部分を鍛えながら治していく」って……。

何なんですか?? それ。そんなことできるの??(泣)

切れた筋肉って自然治癒するものなのっ??

悪化しそうで怖いんだが!!

結びの一番

しかも、再出場一日目で組まれたのが、よりによって結びの一番。

白鵬戦ですよ。

……Noooo~~……。

小結だから横綱と当たるのは仕方ないんだろうけれど、負傷してすぐの相手が白鵬かよおお~~。

厳しすぎる~~……。

と、遠藤の身を案じずにはいられませんでした。

腕の様子

そして今日。

土俵入りした遠藤の腕を、こわごわ確認します。

稀勢の里みたいに、切れた部分が広く紫になっているんだろうか……と思ったのですが……。↓

大相撲
(画像出典:2018年5月22日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十日目 画像内円は筆者)

↑見たところ、特段の変化は無し。

大相撲
(画像出典:2018年5月22日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十日目 画像内円は筆者)

↑しかし、取り組みのために再び土俵に上がってきたときには、遠藤の右腕には堅くテーピングがほどこされていました。

館内から沸き上がる遠藤コール……。

いや……一体どうなっちゃうんだ?

解説の北の富士さんが、アナウンサーの『遠藤は手負いですがどんな展開を想像しますか』という問いかけに対し

また遠藤が怪我をしないように、それを祈るばかり

とおっしゃっていたのが救いでした。本当にその通りだ!

取り組み

そして取り組み!

腕をかばってあっさり土俵を割っても仕方ない。

そう思っていましたが、遠藤は、予想外に良い相撲を見せてくれました!!

大相撲
(画像出典:2018年5月22日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十日目)

↑白鵬に、土俵際に追い込まれそうになったのを、俵を伝ってかわし!

大相撲
(画像出典:2018年5月22日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十日目 画像内円は筆者)

↑痛めている右腕を伸ばして、何度も前廻しをつかもうとします!(涙)

白鵬の下がりを引っこ抜く

大相撲
(画像出典:2018年5月22日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十日目 画像内円は筆者)

↑白鵬に追い込まれながらも、懸命に、今度は慣れない左腕を伸ばして前廻しをつかもうとする遠藤。

大相撲
(画像出典:2018年5月22日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十日目 画像内円は筆者)

↑廻しはつかめませんでしたが、下がり(廻しにぶらさがっているヒモ)の1本をつかむことに成功(?)!

大相撲
(画像出典:2018年5月22日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十日目 画像内円は筆者)

白鵬の下がりを勢いよく引っこ抜きます!

大相撲
(画像出典:2018年5月22日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十日目 画像内矢印は筆者)

そのまま、下がりを土俵下にすっ飛ばす遠藤!

大相撲
(画像出典:2018年5月22日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十日目)

↑遠藤も土俵下へ。

行方不明の下がり

……下がりは、取り組み途中でどこかに落ちた場合、自分で拾うか誰かが拾って持ち主の力士に渡すことが多いと思いますが、このとき、白鵬の下がりは行方不明

テレビ画面をよく見てもわからないし、遠藤も、おそらく白鵬の下がりをつかんで引っこ抜いて投げ飛ばしたことなど意識していない(覚えていない)らしく、何も持たずに土俵に上がって、礼をして去っていきました。

大相撲
(画像出典:2018年5月22日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十日目)

↑結局白鵬は、下がりを受け取らないまま勝ち名乗りを受けました。なんとなく、「俺の下がり……どこに行ったんだろう……」と動揺しているように見えなくもない。

下がりを投げ飛ばして去って行くなんて、遠藤らしいというか、なんだか笑ってしまいました。

(白鵬の下がりは、多分、会場からお客さんがいなくなった後に誰かが拾い、白鵬に渡したんだろうと思います。)

拍手喝采

それにしても、三週間の加療を要すると診断されていた腕の怪我を押して出場した遠藤が決死の相撲を見せたことには、皆が感動していましたね!

それが証拠に、「敢闘精神あふれる力士」投票で、遠藤は幕内二位になっていました。↓

負けた力士が選ばれることはとても珍しいので、それだけ、遠藤が皆の心を動かしたんだと思います。

北の富士さんも、

いやあ、よく頑張ったっすよ。もう十分十分。あんだけやれればね、出てきた甲斐がありますよ

と、遠藤の健闘を讃えてくれていて嬉しかったです。

頑張れ

ファンとしては、心配ながらも、今場所で再び遠藤の姿を見ることができてありがたかったです。

「切れた部分を鍛えながら治していく」なんてことができるのか、怖くはありますが、遠藤ならきっとできると信じて応援します。

千秋楽まで無事に取り切れますように。頑張れ遠藤!

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