宮崎豆腐店
↑東川町にある老舗の「宮崎豆腐店」(創業昭和2年)で、「厚揚げ大豆まん」という新商品が発売されたと聞き、美味しそうなので買いに行ってみることにしました。
↑こちら。売り切れたら困るので、事前に電話予約して伺いました。(その他、「木綿豆腐」と、「豆乳とおからのドーナツ」も一緒に予約しました)
保温器で熱々
↑店内に入るとレジ横に保温器があり、その中で、予約してあった「厚揚げ大豆まん」がほかほかに温められていました。
売れ残っていたものはわずか
↑閉店の一時間前ほどに伺ったのですが、その時点で売れ残っていたのは「小揚げ」、「こんにゃく」、「ところてん」のみでした(「木綿豆腐」、「厚揚げ」、「がんもどき」、「おから」は売り切れ)。
人気店だけあって、看板商品である豆腐系は売り切れるのも早いようなので、確実にゲットしたい場合は予約した方が良さそうです。
↑「豆乳とおからのドーナツ」は、五個入りのものが一袋だけ売れ残っていました。
↑店内から見える作業場の様子。職人堅気な雰囲気が伝わります。
戦利品三種
↑そしてこちらが購入した戦利品三種! 「木綿豆腐」、「厚揚げ大豆まん」、「豆乳とおからのドーナツ」です!
道産大豆100%の木綿豆腐
↑まずはこちら、宮崎豆腐店の代名詞「木綿豆腐」から!!(一丁:430円)
北海道産大豆100%で、国産にがり使用の良品質豆腐。
一丁がものすごく大きい(15cm×9cm×6cm)!! そしてズッシリ重いです!!
↑容器ごと量ったら854gもありました。
湯豆腐風にして
↑ちょっと寒い日だったので、鍋で軽くゆでて温めてから、おろし生姜とネギをのせて湯豆腐風にしました(写真は一丁を半分に切ったもの)。
↑しっかりと固めの食感で、食べ応え抜群。大豆の甘みと旨みがあって美味しいです!
豆乳とおからのドーナツ
↑次は「豆乳とおからのドーナツ」!!(5個入り250円)
五個中一つに長めの楊枝が刺さっているので、手を汚さずに食べられます。
↑宮崎豆腐店の豆乳とおから(つまり道産大豆100%)、そして北海道産小麦使用。
一個の直径は約3cmで、ころんとした一口サイズです。
他の、厚揚げなどとは違う鍋で、大豆油で揚げていると店主さんがおっしゃっていました。
プリプリ食感
↑食べてみると、固めのかまぼこのようなものすごい弾力! プリップリです。
味としては、揚げたホットケーキのような感じ。ほどよい甘さでおやつにぴったり。
厚揚げ大豆まん
↑そして最後に! 大本命の「厚揚げ大豆まん」!!(1個380円)茶色い紙袋に入れて渡されました。
↑皿に出してみました。一つ一つが耐水紙に入れられていて、手でつかんで食べやすいようになっています。この包装紙の青いプリントが可愛いです。
ディズニーシーのギョウザドッグとか、ああいう雰囲気を思い出すような見た目です。
↑サイズは、縦15.5㎝×横5.5㎝×高さ3.5㎝。
しっかり濃い味
↑水を使わずに豆乳だけで練り上げたという生地は真っ白で綺麗。
↑中を割ってみるとこんな感じ。
早速食べてみると……オッ、皮、ふわっふわ! 薄甘くて美味しい。
具は、けっこうガツンと濃い味ですね。コンビニの肉まんのような、スタンダードな美味しさ。オイスターソースと醤油と砂糖が利いている感じの味わいに思えました。そして白胡椒が香っている。
やわらかな餡で、厚揚げと道産100%大豆ミートを詰め込んであるとのことなのですが、確かによく味わえば厚揚げの風味があります。たまにキクラゲが食感のアクセント。
もう少し大豆感があっても良いかも
ただ、想像していたよりは、良くも悪くも大豆っぽくないですね。
「厚揚げ大豆まん」というからには、個人的にはもっと大豆感があっても良いかなあと思ったりしました。大豆の水煮を入れたり……。
でも、このくらい大豆感のない、普通の、滑らかな肉まんの餡っぽい方が、無難というか、誰にでも受け入れやすい感じになるというのはあるのかもしれません。
肉不使用とは思えない肉まん感。大豆でできているので、ヘルシーで安心して食べられるのが嬉しい!
空腹で食べれば腹3分目くらいにはなりそうなボリューム感が、ちょっとした軽食にぴったりだなと思いました!
道産大豆や道産小麦など、原材料へのこだわりが嬉しいお店。北海道を満喫する気分になれます。
「豆乳とおからのドーナツ」や「厚揚げ大豆まん」は、テイクアウトして車の中で食べたりするのに向いているパッケージなので、道北旅行途中の軽食として推せます。
徒歩1分圏内に東川の道の駅がありますから、そこで飲み物などを買うのも良いかも。