一日に「玄米・ごぼう汁基本食」だけでもOK
「玄米・ごぼう汁基本食健康法」においては、「玄米・ごぼう汁基本食」を一日に一回食べればあとは何を食べても自由。
ということは、「玄米・ごぼう汁基本食」だけで一日を過ごすという選択肢ももちろんあります。
「玄米・ごぼう汁基本食」は健康の礎を築くものとして献立内容を作ってありますので、栄養バランスも良く、それだけで過ごしても健康を維持できます。
実際、私は、玄米おにぎり・ごぼう汁基本食だけで半年間暮らしたことがあるのですが、その期間中は体調がとても良く、人生で一番の健康状態を手にしていました。
栄養価のグラフ
参考として、以下に、「玄米・ごぼう汁基本食」を一日に二回摂ったときの栄養成分値を示します。↓
↑青い線(100%のライン)が栄養所要量(六次改訂)で、赤い棒グラフが「玄米・ごぼう汁基本食」(一日二食分)の栄養成分値です。
タンパク質(91.6%)がやや100%には満たないものの、ビタミンや無機質は一日の所要量を満たすか大きく上回っており、「玄米・ごぼう汁基本食」だけの食生活が栄養価的にも問題ないことがわかります。
(エネルギーと脂質が低めなのは、肥満対策にはもってこいの食事ということを示しています。ここを増やしたい場合は、ごぼう汁の具材を炒めるごま油の量を多くすると良いです。)
「玄米・ごぼう汁基本食健康法」の長所がここに
以上のように、「玄米・ごぼう汁基本食」だけでも健康に生きていけるのが、「玄米・ごぼう汁基本食健康法」の良いところです。
食を選ぶ楽しさを残すために、原則として「玄米・ごぼう汁基本食」は「一日一回」としていますが、他に何を食べるか考えるのが面倒なときや、純植物性の食事で健康を保ちたいときなど、「玄米・ごぼう汁基本食」だけで一日を過ごすのも良いと思います。
次項:準備を楽に
次項『「玄米・ごぼう汁基本食」を楽に用意するコツはあるか』では、「ごぼう汁」や「玄米ご飯」の作り置きの方法を説明します。