【32】神宮会館の洋室ツインに二度目の宿泊~お茶請けとして置いてあったマドレーヌ「ケニモルイー」が美味しかった。

シェアする

二度目の神宮会館!
神宮会館 外観

外宮参道の「伊勢豆徳」で豆菓子を買った後、タクシーで向かったのは今日のお宿「神宮会館」! 五年ぶり、二度目の宿泊です!(一度目の宿泊記はこちら

スポンサーリンク

洋室に宿泊

神宮会館 洋室 ツイン

↑泊まるのはツインの洋室です!

ベッドの足元、カーペット敷きの場所がやけに広々していて、マットを敷いてでんぐり返しでもできそうです。

スポンサーリンク

部屋ごとに違うベッドカバー

神宮会館 洋室 ツイン

↑今回の部屋は、三つ並んだ洋室のうち向かって一番右側(廊下の奥側)だったのですが、入ってすぐ思ったのは、前回の部屋とベッドカバーが違う! ということ。

神宮会館 洋室 ツイン

↑前回は向かって一番左側(エレベータのすぐ目の前)の部屋で、こんな感じのベッドカバーでした。

部屋ごとにベッドカバーを変えているって珍しいですよね。真ん中の部屋のベッドカバーはどんななのか気になるところです(それとも、部屋ごとに変えているというよりは、何年かおきに一斉にベッドカバーを模様替えしているのかな?)。

スポンサーリンク

ペットボトルの「伊勢の水」

神宮会館 伊勢の水 ペットボトル

↑そして、窓際のテーブルの上には一本のペットボトル(500ml入り)が……。

神宮会館 伊勢の水 ペットボトル

↑それがこちら! 「伊勢の水」!!

伊勢市の水道水

神宮会館 伊勢の水 水道水 原材料 ペットボトル

↑原材料を見てみると、なんと水道水とのことで……。

エ゛ッ?? 水道水??(笑)

後で調べたところ、「伊勢市上下水道部」が『安全・安心な伊勢市の水道水への関心を高め、たくさんの方に飲んでいただくこと等を目的』(*1)に販売しているものなのだそう。(引用*1:伊勢市上下水道部

製造過程で塩素は除去されているとのことで、本物の水道水よりはミネラルウォーターに近い感覚で飲めるかもしれません。

タオルの二枚目以降は別料金

神宮会館 クローゼット タオル 浴衣 金庫

↑こちら、クローゼット。「金庫」、「浴衣・タオル類」、「ドライヤー」等が置いてあります。

タオルは、一人につき、フェイスタオル1枚バスタオル1枚が準備されているのですが、クローゼット内にあった注意書きによると、

大浴場にはタオルがないため客室から持って行く必要がある。

女子大浴場にはシャワーキャップ、男子大浴場には髭剃りがある。

二枚目以降のタオルは別料金になるのでフロントで申し出てほしい。

とのことで、二枚目以降のタオルが別料金ってけっこうシビアだなと思いました。

神宮会館って宿泊料金がけっこう良いお値段なので、そのへんはもう少しサービスが利いているのかと思っていたのですが……。

まあ、合理的というか、神社の手水を柄杓の一杯だけで済ますようなぜいをそぎ落とした感じというか、神道っぽい厳格な雰囲気と思えば良いのかな。

フェイスタオルはビニール巾着袋入り

神宮会館 フェイスタオル

↑ちなみに、フェイスタオル歯ブラシはビニールの巾着袋入り。フェイスタオルのプリント色と巾着袋の色が合わせてあるのが良いですね。お土産として持ち帰れるのも嬉しい。

バス・トイレ

神宮会館 ユニットバス トイレ

↑こちらは浴室(ユニットバス)。

神宮会館 ユニットバス トイレ シャンプー コンディショナー

↑キレイキレイの泡ハンドソープ、POLAポーラのシャンプー、コンディショナー、ボディーソープが置いてありました。

神宮会館 ユニットバス 浴槽

↑浴槽はこんな感じで至ってシンプルです。排水はあまり良くないかも。

神宮会館 スリッパ

↑バスルーム前に置いてあったスリッパ。使い捨てタイプではありません。一セットずつクリップで留めてあるのがなんとも素朴な雰囲気です。

冷蔵庫

神宮会館 冷蔵庫

↑壁際デスクに置かれたテレビの下には冷蔵庫

神宮会館 冷蔵庫

↑けっこう容量があるので色々冷やせそうです。

お茶セット

神宮会館 お茶セット

↑鏡の前にはお茶セットが置かれています(電気ケトル、湯飲み、ガラスコップ、緑茶ティーバッグ、お菓子)。

神宮会館 お茶セット

↑このお茶セット、以前(2015年)は、茶葉が入ったお茶缶と、急須が用意されていたんですよ。

それが「緑茶ティーバッグ×2個」になってしまうとは……。その方が急須を洗う手間などなくなって管理しやすいということなのだとは思いますが、「急須と茶葉」というのもなかなか風情があって良かったのでちょっと残念(笑)。

神宮会館 お茶セット 急須

↑ちなみにこちらが以前(2015年)のお茶セット。用意されていた「茶葉+急須」で番茶を淹れて飲んだのが思い出です。

お菓子「ケニモルイー」

神宮会館 ケニモルイー レビュー

↑しかしながら、そんな、以前より簡素化したお茶セットの中で、唯一、以前より何やら立派なオーラを放っているものがありました。

神宮会館 ケニモルイー レビュー

↑それがこのお菓子!! 「ケニモルイー」!!

私はいつも、ホテルや旅館の部屋に置かれているこのようなお菓子にはあまり興味を引かれなくて、食べないことが多いのですが、この「ケニモルイー」はなんだか質が良さそうだったので、ちょっと食べてみることにしました。

ケニモルイーを食べてみる

神宮会館 ケニモルイー 原材料

↑原材料はこちら。無添加です。

神宮会館 ケニモルイー 原材料

↑皿に出してみました。

神宮会館 ケニモルイー 断面 食べた感想 レビュー

↑割ってみるとこんな感じ。

食べてみると……あらっ。何これ、思ったより美味しい!

周囲は、フワッと香ばしい最中もなかの皮。そしてその中に、軽い歯触りのマドレーヌ

甘さがほどよく、くどくなく。コーヒーにも合いそうな感じ。これは良いわ~。ホテルの部屋菓子ってのもなかなか侮れないものだね!

それにしても「ケニモルイー」……。ケニモルイー」って、何だそれ?? 絶対覚えられない。「ケモルイニー」とかすぐ言い間違える。何でそんな名前にしたんだろう。

に盛るいい」だった

……と、このお菓子のことが気になって、後で調べてみたところ、「ケニモルイー」とは万葉集の句にある「に盛るいい」(器によそうご飯)という部分から採った言葉だと判明。

家にあれば に盛るいいを 草枕くさまくら

旅にしあればしいの葉に盛る

(現代語訳:家にいると器によそうご飯を、今は旅の途中なので椎の葉に盛ります。)

(引用:manapedia
神宮会館 ケニモルイー 原材料

↑器に見立てた最中もなか種に、ご飯に見立てたマドレーヌ生地を流し込んで、上にポン菓子とあられ糖をトッピングして焼き上げた(*2)とのことで、五穀豊穣に感謝の思いを込めた神宮会館オリジナルのお菓子なのだそうです。(参考*2:神宮会館公式通販

良質原材料

また、原材料の質も良く、

バター…北海道産

…鳥羽産

小麦粉…三重県産

と、国産のものが多く使用されています。

そしてこの「ケニモルイー」を製造しているのは、伊勢の有名マドレーヌ「シェル・レーヌ」を作っている洋菓子店ブランカだというではありませんか。

どうりで美味しいわけだ。

神宮会館のイチオシポイント

この「ケニモルイー」が部屋に置いてあるということが、神宮会館の中で最も良いポイントだと思えるくらい、美味しいお菓子だったと思います。

もうちょっと、その「ケニモルイー」という名称の由来とか、原材料のこだわりなど、詳しく書いた紙などを一緒に添えて置いてくれていたらその場で理解が深まって良かったのになと惜しく思います。

神宮会館に宿泊する方は、ぜひ召し上がってみてください!

神宮会館の宿泊予約はこちら
スポンサーリンク

シェアする

同じカテゴリの記事をもっと見る伊勢旅行」の記事をもっと見る
同じカテゴリの記事をもっと見る神宮会館」の記事をもっと見る
同じカテゴリの記事をもっと見る伊勢のホテル」の記事をもっと見る

運営者:遠藤

伊勢神宮 御垣内特別参拝の旅」の運営者です。北海道旭川市在住。
ブログも運営しているのでよろしければチェックしてみてください。

運営者・このサイトについてもっと詳しく