アニメ・火ノ丸相撲。
前回のお話（第10話）までで、大太刀高校は相撲インターハイの千葉県大会で優勝を決め、全国大会出場を決めたわけですが、それで、こんな、ステージ上で全校生徒に祝ってもらえるほどの立場になれて本当に良かったですね（涙）。
ついこの間まで、相撲道場を不良たちにのっとられた小関部長が一人で守っていた部とは思えない出世ぶり。
恋愛要素
↑それで！ ついに、大太刀高校相撲部に、この女の子がマネージャーとして入部してきましたね！
堀 千鶴子さん。
この子は、アニメのとっ始めで、火ノ丸が痴漢から救った子です。
それを見たときから、この子はこれで火ノ丸に惚れたな、いずれ火ノ丸に絡んでくるぞ……。
と思っていたので、ついにキタ！ という感じでした。
しかしですね……。
↑新入部員歓迎会で焼き肉食べ放題にやってきた相撲部の面々。（男に囲まれていると華奢で女の子みたいな蛍君が、本物の女の子を目の前にするとやに下がって、ちゃんと男子っぽくなっていたので良かったです）
（県大会で）誰の試合が一番感動したんだよ
と國崎に問われ、
↑堀さんがじっと見つめたのは、目の前の火ノ丸。暗に、火ノ丸の相撲に一番感動したと言いたいわけですが……。
↑その肝心の火ノ丸は、堀さんの視線に気づいてこのキョトン顔。
……鈍感か！！
気づくやろ！！ 普通これは気づくやろ！！ てか気づけよ！！
もう全然、色恋になんて興味無い状態ですかね、火ノ丸は。いや、相撲が強くなりたいという思いこそ最重視すべきで、今は、恋愛なんて二の次三の次で良いと思いますが、堀さんにとっては前途多難の恋ですね。
いつかこの二人は結ばれるときが来るのでしょうかね。結ばれてほしい気はしますね。
引きずる五條君
↑そして。何やら五條君が元気がなく、小関部長との稽古にも本気を出してきません。
業を煮やした小関部長が、「もっと張ってきてくださいよ」と言うのですが、それに対して五條君は「張れるわけねえだろう！！」と一吼（ほ）え……。
お前は何も悪くねえよ。俺だ。悪いのは全部俺なんだ。
お前にしてきたことを一時たりとも忘れはしねえ。
掃除して頭下げてあのときはそれでけじめをつけたつもりだった。でも違った。
相撲の楽しさを知って初めて俺はお前から奪ったものの大きさを知ったんだ。
十分知ってんだよ、俺は本来ならここにいちゃいけねえ人間だって。俺に相撲を楽しむ資格はねえって。
……五條君は第八話でも同じような懺悔を空手の師範にしていて、そのときも「意外と罪悪感を覚えているんだな」と思いましたが、まだ引きずってたんかーーーい！！
そんなに悔やんでいるのかよ。あそこまでやっていた人間とは思えない……よっぽど改心したんだな……。
でも五條君を見ていて浮かんだのは「悪人正機」という言葉。五條君が過去にやったことは確かに悪行だけど、そのことに気づいて反省して今からまっとうに頑張れるんだったら、大丈夫だよ！！
悪いことを悪いと認めて反省できる不良ボスもなかなかいないからね。五條君は偉いと思うよ。（でも、銀髪は黒髪にしないし、ネックレスもつけてるし、そのへんは不良のままではある（笑）。ていうか部下の不良たちは今一体何をしているんだろう。壊した屋外の土俵、不良チームで再建すれば良いのに）
今後
……と、そんな感じの第11話でした。
番組の最後の方で、「天王寺獅童」（てんのうじしどう）という高校横綱の存在について触れられたので、この人もいずれアニメに登場してくるんでしょうね。
この先一体どうなるのか……。団体戦で全国制覇できれば良いけれど、そんな、火ノ丸が入部したその年にいきなり優勝……なんて都合の良い筋書きになっているとも思えないし……。
だったら火ノ丸が二年生とか、三年生になるまで描かれるのか？ そしたらそのとき、五條や部長は卒業しちゃってるから、新たな部員が仲間入りしているのか？ でも、見ている側としては現在のダチ高相撲部に愛着があるから、それも寂しいなあ……。
なんて色々と先の展開を考えてしまいますが、とりあえず少しでもダチ高相撲部が上に勝ち上がれれば良いなと思います。
頑張れダチ高相撲部！
（次の感想→「礼奈まで火ノ丸を好きっぽくて女子マネ二人で取り合う状況に？～どっちとくっつくのか【火ノ丸5】」）
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（本ページの情報は2019年6月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。）
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