「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」を見た!~鬼太郎を守ったご先祖様のちゃんちゃんこが泣けた

映画「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」をデジタル衛星放送(スカパー)で見ました。

2008年公開の映画ですが、当時は素通りしてしまいました。けれど今は、NHK連続テレビ小説ゲゲゲの女房を見ていることもあって、興味津々。

結果……はい、かなり面白かったです! 泣けました。

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鬼太郎を守った「ご先祖様」のちゃんちゃんこ

一度、鬼太郎が瀕死の重傷を負うのですが、そのとき鬼太郎を守ったのはいつも着ているシマシマのちゃんちゃんこ。

このちゃんちゃんこ、wikipediaで調べたところ、鬼太郎の先祖である幽霊族の人々が亡くなるとき一本だけ残す髪の毛で編まれているそうなのです。

「ご先祖様が守ってくださったんだよ」という台詞にじーんとしました。鬼太郎は、幽霊族の唯一の生き残りです。その、たった一人の子孫である鬼太郎を、ご先祖様たちが必死で守ろうとしているのですね。

あの緒形拳さんが妖怪の総大将「ぬらりひょん」として出ているのも注目でした。

緒形さんは劇場公開作品としてはこのぬらりひょん役が最後になったとのこと。最後の映画出演が図らずもぬらりひょんになったというところに、緒形さんの個性的で遊び心のある俳優人生があらわれているような気がしました。

特殊メイク

妖怪がメインなので、出演陣は厚く特殊メイクを施され、誰が誰だかすぐにはわかりません。それを、「この人誰? あ、もしかして……」なんて当てるのも楽しかったです。

ただ、一人だけ最後までわからなかったのが、鬼太郎を追いつめる強敵「夜叉」役。最初、小栗旬さんかと思ったのですが、何か違う……。

エンドロールで、「ソ・ジソプ」という韓国の人気俳優であることがわかりました。劇中で一言も喋りませんが、感情の伝わる迫力の夜叉でしたよ!

供養してあげて

物語の軸になっているのは、「濡れ女」という人魚と、人間の男である「海人」の恋から生まれた悲劇と恨みです。

寺島しのぶさん演じる濡れ女は、恨みと怒りで大蛇のような姿になってしまっています。その悲しみが伝わるだけに、可哀想で、「ああ~誰か濡れ女を供養してあげてくれろ」と祈りながら見ていました。

最後は、とても切なく、綺麗です。

見て良かった!

水木さんのオリジナリティー

あの、書いても書いてもなかなか世に認められなかった水木しげるさんの作品が、こうして映画にまでなるほど人気が出たのは、ゲゲゲの女房で成り行きを見守り続けてきた私にとっては我が事のように感慨深いです。

でもいずれ認められるのは当然という感じですねこの鬼太郎の世界観を見れば。あまりに強烈なオリジナリティーですもの。

ラストで、人間の女の子が鬼太郎に「妖怪になろうかな」と言ったとき、鬼太郎が「死なないのも大変だよ?」と答えるのが印象に残りました。お化けは死な~ない~♪ですね。(作詞:水木しげる 作曲:いずみたく「ゲゲゲの鬼太郎」より)

でも鬼太郎の先祖である幽霊族は亡くなっているわけで……そのへんはどうなっているのだろう。幽霊族にはとっても長~い寿命があるのかな?

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