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小さなご褒美を用意する~我慢して、ご褒美。このメリハリが自宅浪人生活にリズムを作る

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自宅浪人 ご褒美

前項では自宅浪人生活において禁止事項を設けることを勧めましたが、ガチガチに張り詰めているばかりでは疲れてしまいます。

そこで、勉強の中に小さな目標を定め、それを達成したら自分にご褒美をあげるようにしましょう。ご褒美を励みに頑張るのです。

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勉強ノートの目標ページを設定

たとえば私は、文章を書くのが好きなので、『勉強ノートが50ページ進むごとに記念エッセイを書くこと』を自分へのご褒美としていました。

「趣味の小説書き」を禁止事項に設定していたため、このエッセイ書きはとても良い息抜きになりました。

50ページ進めばエッセイが書けるのだという思いで、勉強もはかどりました。

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好きな科目の勉強

また、好きな科目であれば、その勉強自体をご褒美に設定することもできます。

私はすべての勉強の中で英語の長文読解が一番好きだったのですが、これをよく、苦手な数学の勉強のあとにやっていました

数学の勉強をするのは私にとって苦役くえきのようなものです。気分も乗らないし、全然進まないし。

ですから、「数学が終わったら英語の長文読解をやろう」と決めて、その時間を楽しみにすることでなんとか数学の時間を乗り切っていました。

数学の勉強が終わったときはホッとしたものです。そしてノリノリで英語長文読解の問題集を開き、取りかかっていました。

メリハリが大事

上記以外にも、人によって、色々なご褒美の設定ができると思います。食べ物だったり、テレビ視聴だったり……。

この「ご褒美」概念で大切なのは、グッと我慢したあとに喜びを用意するということ。谷と山をはっきり作ります。

たとえば勉強しながら、ご褒美と言いながらダラダラとお菓子を食べるのではダメなのです。お菓子がご褒美ならば、勉強中は一切食べないのです。そして、自分の中でのノルマを達成して初めて食べる。

こうしなければご褒美になりません。

我慢があるから、そのあとのご褒美がより嬉しく、価値あるものになるのです

そして、我慢、解放という細かなメリハリをつけることが自宅浪人生活にリズムを作って、やる気が持続しやすくなります

次項:休憩

次項は、「休憩をしっかりとる」です。自宅浪人生活の特権として与えられた「時間」を、休憩にもたっぷり割り振りましょう。