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受験時の困ったエピソードは?

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自宅浪人 困ったエピソード
photo byflickr

箸を忘れた。隣の受験生に時計を一緒に見させてくれと言われた。

受験当日、準備万端と思っていても予想外のトラブルが発生するものです。これから、私が体験した「受験時に困った二大エピソード」をお話ししますので、私と同様の事態に陥らないよう皆さんは気をつけてください。

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時計を見せてくれ

今も忘れられません。現役時のセンター試験。一日目。

私は試験会場の一番前の席でした。横幅2メートルほどの長机の両端に、一名ずつ受験生が座って試験を受ける形でした。

隣は見知らぬ女の子。その存在もほとんど気にかけずに参考書の見直しをしていた私に、突然、その子が話しかけてきたのです。

あの、時計を忘れてしまったので、一緒に見せてもらえませんか?

エッ……と思いましたが、時計を忘れるなんて一大事です。一分一秒が勝負の試験なのに、時計なしで乗り越えられるわけがありません。仕方ない。情け心から、私は手元に置いてあった懐中時計をその子と自分の中間あたりに置きました。

少し遠くはなるけれど、文字盤が大きいおかげで、時間が確認できないこともない。

きっとなんとかなる。

……と思ったのですがこれが大間違い。試験中、時計を見るたびに視線を遠くへやらねばならず、その都度、集中力が途切れます。

自由に時間を確認できないことへのストレス。どうして私がこんな思いをするんだ! というイライラ感も募ります。

……結果、私は現役で大学合格はつかめなかったわけですが、その原因の30%くらいはこの時計事件にあるんじゃないかと思っています(笑)。

今だったら、試験官に助けを求めるなどして、一つの時計を一緒に見るという事態は避けると思いますが、当時、とっさにそのような判断ができませんでした。

ただ、おかげでその子はとても助かったはずです! 私は大きな徳を積んだんだ、あそこで人助けをして善因を作ったから、いつか、私が誰かに助けられるだろう。と自分を慰めました。

それと同時に強く心に刻んだこと。大事な試験のときには、時計を二つ持っていこう

二つあれば、どんなシーンにも対応ができるはずです。たとえば、当日急に時計の電池が切れたりするかもしれませんし。

というわけで、皆さんにも、メイン以外にもう一つ、時計を持って行くことをおすすめします!

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箸事件その1

箸に関しては、一度の受験で二度もトラブルがありました。

まず、現役時のセンター試験。昼食に備え、私は、当時一番好きだった「ハンバーグとマッシュポテト」の弁当を母に作ってもらい、持っていっていました。

しかし昼。いざ弁当袋を開けると、箸箱がない

……箸を忘れたかーー!

慌てて母に連絡し、雪の中、箸だけを会場まで持ってきてもらいました。

自宅から会場までは車で三十分ほどかかるのに、箸だけのために母には苦労をかけてしまいました。

けれどこのときはまだ、箸を持ってきてもらうことで解決したので良かったのです。

箸事件その2

たかが箸。されど箸……。

このことを再び実感することになったのは、一度目の箸事件から一ヶ月ほどのちの、二次試験の当日。

その日、私は、宿泊先のホテルから試験会場に直行していました。「受験生プラン」を利用していたので、ホテル側が昼食用の弁当を持たせてくれていました。

昼になり、私はその弁当を袋から何の憂いもなく取り出しました。すると……。あれ?

箸がないーー!!

少し立派なコンビニ弁当のような感じの弁当でした。当然、割り箸の一膳や二膳はついていても良さそうな雰囲気でした。

しかし、どこを探しても箸がない!

まさか、用意してくれるのは弁当だけで、箸は自分で準備しろということだったのだろうか。そんな話は聞いていないけれど……ああ、箸がついているかどうか、弁当をもらってすぐに確認すれば良かった。

さてどうするか。私は考えを必死に巡らせました。試験がすべて終わるまで学外に出ることが禁じられていましたから、箸を買いに行くこともできず。

残り45分です。学内に箸を入手できる場所はあるのか? ……あるのかもしれないけれど、全然勝手がわからないし、うろつく時間もないし……。

じゃあ手づかみで食べようか? これはわりと本気で思いました。けれど、おしぼりもないし、白ご飯を手づかみというのも……。

だったら顔を突っ込んでじかに食べるとか? ……それもできそうだけど、人の目が気になる……。

結局私は、昼ご飯を食べませんでした。朝ご飯は食べていたのでそれでもなんとかなりました。

後日、自宅に、ホテルから「弁当に箸をつけ忘れた」と謝罪の電話がありました……。

というわけで。

二度の箸事件から、私は、皆さんに割り箸の予備を持って行くことをおすすめします。

箸なんか、荷物にならないですしね。いくらあっても困りません。

ぜひ、持ち物に加えることを検討してみてください。

忘れ物に気をつけて

以上、私の「受験時に困ったエピソード」をご紹介しました。受験のときのトラブルは、それはそれで良い思い出にもなりますが、当日の焦りを思えばできれば避けたいものです。

持ち物はすべて多めに。メインがなくてもスペアがあるさ! という状態を作っておきたいものです。