「番傘」と「蛇の目傘」の違い

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↑雨の日に和傘を差して場所入りする遠藤。先日、この遠藤について「番傘を傾けて差す姿がいなせ」と書いたのですが、記事を読んでくださった読者さんが翌日、あれは番傘ではなく蛇の目傘というのだとメールで教えてくださいました。

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番傘と蛇の目傘、どう違うのか?

「蛇の目傘」と「番傘」って……違うんですね!「蛇の目傘」というのは確かに聞いたことがあるけれど、番傘の別名くらいに思っていました。

よく京都で舞妓さんが差している和紙の傘……ああいうのはすべて「番傘」というのだと思っていました。

違うんだ……じゃあどのように違うんだ? と思って調べたところ、大体以下の感じだとわかりました。

番傘

【番傘】
・骨が太くて男性的。しっかりした造り。
・柄が太めの竹である場合が多い。

↑番傘

蛇の目傘

【蛇の目傘】
・骨が細くて女性的。小骨へのかがり糸など装飾的。
・柄が細めの木(黒塗り)である場合が多い。

↑蛇の目傘

(参考:京和傘日吉屋 よくある質問和傘に関する素朴な疑問和傘と番傘の違い和服を知る 和傘蛇の目傘拝見

力士の和傘

↑つまり、この写真で隠岐の海が差しているのは「蛇の目傘」

髙安は「番傘」

……ということになりますかね??

「番傘」と「蛇の目傘」の違いがわかると、どちらを選んでいるかで力士の好みもわかったりして面白いですね! 「番傘」派は男らしく、「蛇の目傘」派はお洒落好き……みたいな?

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遠藤関の登場で大相撲ファンになりました。遠藤関の活躍を中心に、大相撲で気になったことを記事にしています。

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