今年(2014年)の一月に買ったパナソニックの掃除機。
ゴミがよく取れて、掃除後は見た目にも明らかにスッキリとするのが心地よくて、けっこうな頻度で使用してきました。
しかし、なかなか紙パック交換ランプが点灯しません。
四ヶ月は経った
もう使い始めてから四ヶ月は経っているよ? けっこうゴミも溜まっていると思うんだけどなあ……。
と訝(いぶか)って、掃除機のスイッチを入れるたびに「紙パック交換ランプ」を見つめるのですが、ランプは暗いまま。
……そのうち、掃除機をかけると、モーターから「ブーン」という低い振動音が鳴るようになりました。
何これ? 壊れたの? 買ったばっかりなんだけど!
何か詰まっているのかな。紙パックを交換した方がいいのかな。でもランプはついていないし……。もう少し様子を見てみよう。
ボボボ音
と不安になりながら使い続けるうちに、しまいにはスイッチを切ったとき、モーターが完全に止まる直前に「ボボボボ」という変な音がホース根元あたりから聞こえるように。
これは……やっぱり何か詰まってる感じの音だよね? ちょっと中を見てみた方がいいのかな。
けれど、「紙パック交換ランプ」は依然として消灯したまま。詰まっているなら点灯するはずなのにおかしいなあ……。
と、思いながら騙し騙し使っていたところ、ついに!!

↑紙パック交換ランプが点灯!!
待ってました!! とばかりに、私は喜び勇んで紙パックを取り外しにかかりました。
シャッター機能
この掃除機の「逃がさんパック」は、「シャッター」というものがついていて、交換時につまみを引き上げることで穴を仕切りがふさぎ、埃を舞わせず紙パックを捨てられるようになっています。↓

そんな気の利いた紙パックを使うのは初めてなので、楽しみにしていました。

↑説明書に「シャッターが止まるまでゆっくりと引き上げる」とある通り、つまみを引っ張り上げます。途中で動かなくなったので、これでいいのかな? と思い、いよいよ紙パックを外そうとすると、予想外の事態が!!
ゴミ飛び出し
なんと、ゴミが紙パックの穴から飛び出しており、シャッターが突っかかってまったく上がっていなかった! こぼれるゴミ! 舞い散る埃!!
「なんだこれっ。シャッターの意味ないっ!」と思わず声が出ました。
埃を吸わないように息を止め、用意してあったポリ袋に紙パックを捨てて口をしばり、なんとか事なきを得ましたが……。
……ずいぶんゴミが溜まっていたのに「紙パック交換ランプ」が点灯しなかったようです。
綿埃(わたぼこり)が多かったらしい
あんな、ホースにまで飛び出るくらいになってから点灯するんじゃなくて、もう少し早い段階でついてくれたらいいのに……と思いながら調べると、今回のケースと似たような事例が「紙袋交換時期について」というページで紹介されていました。
それによると、どうやら、綿埃(わたぼこり)の比率が高いときに交換ランプが反応しにくくなることがあるようです。
我が家において掃除機で吸い取るのは綿埃がほとんどなので、今後もこのような事態が発生することが考えられます。
となるともう交換ランプに頼るわけにはいきませんね。ランプがつかなくても、二~三ヶ月経った時点で自主的に紙パックを交換していこうと思いました。そして今度こそシャッターの威力を実感したい!
ちなみに、紙パックを交換するまで発生していた「ブーン」「ボボボボ」といった異音は、紙パックを交換すると収まりました。
やはり紙パックにゴミが溜まりすぎていたことが原因のようです。
故障じゃなくて良かった……。
追記:今度は二ヶ月で交換したがまたダメ
前回の掃除機の紙パック交換から二ヶ月と五日が経ちました。
紙パック交換ランプはもちろん暗いまま。しかし、スイッチを入れたときにモーターから「ブーン」という音が鳴るようになってきたし、排気も少し臭い始めたので、二度目の交換を実行してみることにしました。

↑掃除機のフタ、オープン! 紙パックは、パンパンというほどではないですが、9割ほどは溜まっている様子。
前回よりも二ヶ月早く取り替えるのだから、今回こそ紙パックの「シャッター機能」が生きて、ゴミをこぼさず回収できるはず。
完全防備で挑む
……という期待を持ちながらも、またゴミが紙パックの穴から飛び出している可能性も考慮して、埃が舞っても良いようにゴム手袋、マスク、花粉防止メガネ、ポリエチレンエプロンのフル装備で紙パック交換に臨みました。

↑さあ……「シャッターつまみ」を引っ張るぞ……。前回は、紙パックの穴からゴミが飛び出していたためこのシャッターが途中で突っかかって上がりきらなかったんだ。今回は上がるかな……?
ん……? また途中で引っかかったような……気がするのだが……(笑)。
慎重に外す
前回は「シャッターが途中で突っかかる」という事態があり得るということをまったく想定しておらず、シャッターが上がりきったと信じ込んで紙パックを力強く外したためにゴミが飛び散る結果になりましたが、今回は慎重です。
紙パックの穴付近を、上から観察。う~ん……どうやら……またゴミが飛び出ていてシャッターがそこで突っかかっているようだな……。
飛び出したゴミが散らないよう、私はそっと紙パックをカゴから外し、用意してあったポリ袋に入れて口をしばりました……。
前回に引き続き、また、シャッターの威力を実感できないままに終わってしまった……。
交換頻度、「二ヶ月」でも遅いのか。では次は「一ヶ月半」くらいで挑戦してみようかな?
どのくらいで取り替えれば紙パックのシャッターはきちんと上がるのか!! 試行錯誤が続きそうです!
(追記:その後、一ヶ月半後の交換でようやくうまくいきました。↓)