
↑うぐいす餅をいただいたので、せっかくだから雰囲気を出そうと思い抹茶を点てました。

↑しかしこの抹茶。点てるときに、初めて「ある工程」を省きました。
それは抹茶を茶こしで漉すこと。
漉す必要があるの?

↑いつもはこのように茶こしで漉してからお湯を注いでいたのですが、常に疑問だったのです。本当に、抹茶は茶こしで漉す必要があるのかと。
元々、かなりの微粉末です。別に、漉さなくても、ちゃんと点てられるのでは?
そこでその疑問を検証するため、漉さずにいきなり抹茶を茶碗に入れ、お湯を注いで点ててみたのです。
これでうまくいけば、一工程省けるから、より楽に抹茶が点てられるようになる。しめしめ……。
と思っていたのですが……。
ダマが残っている
飲んでみると、ムムッ。抹茶のダマが残ってる!
ダマが舌の上でつぶれると、苦さと粉っぽさが口の中に広がります。
母に出した抹茶にもダマが残ってしまっていたようで、「なんだか飲みにくい」と母はその抹茶を少し残してしまいました。
そうかあ、あんなに微粉末でも、やっぱり漉さないとダメなんだね。漉すから、口当たりの滑らかな美味しい抹茶になるんだね。
……と、抹茶を漉す意味を身をもって知ったのでした。
今後は無精せず漉してから点てたいと思います!