
北海道産小麦と小豆を使った自然派のたい焼き屋さんが旭川市内にあると数年前に知り、ずっと興味はあったのですが、少し遠かったり不定休だったりして、行くための心理的ハードルが高く、なかなか訪れられずにいました。
しかし今年!! 雪が降って遠出がしにくくなる前に一度行ってみたいねという話になり、ついに!! 初訪問を果たしました!!↓

↑こちら! たいやきのかぐら!!
事前予約済み

↑購入したのはこちら! 通年の定番商品こだわりのたい焼き(つぶし餡)。(1個250円)
餡が終わり次第販売終了とのことで、確実に買えるように、当日の13:30頃に電話予約をしておきました(受け取りに行ったのは16:30頃)。
こだわり安心原材料

↑このお店を語る上でなんと言っても欠かせないのがたい焼き原材料の安心・安全さ!!↓
小豆(北海道 美瑛産)
小麦粉(北海道産)
きび粗糖(鹿児島県 喜界島産)
ゲランドの塩(天日塩)(フランス産)
天然重曹 (内モンゴル産)
菜種油(焼き油)(オーストラリア産 Non-GMO、圧搾製法・ 加工助剤なし)
↑完全無添加、動物性素材も不使用で、なるべく体に優しいものを食べたいと思っている身としてはとてもありがたい内容。

↑生地はもちろん、あんこも手作り!
一丁焼き

↑そして、こちらのお店のたい焼きは、「一丁焼き」(or天然もの)と呼ばれる、1個ずつ金型で焼く方法で作られています。
一丁焼きは、大きな鉄板で一度に大量に焼く方法(養殖もの)と比べて、細やかな火力コントロールができて、パリッと芳しい薄皮に仕上げられるという特長があるそうです(*1)。
一丁焼きのたい焼きを出している店は全国で133軒あり、北海道には3軒(*2)。今回お邪魔した「たいやきのかぐら」はそのうちの一軒ということになります。(参考*1:オリーブオイルをひとまわし,店頭掲示物 *2たいやきともえ庵)
購入して持ち帰る

↑カードや電子マネーは1000円以上の買い上げから使えるとのことだったので、現金で500円(2個分)支払い、持ち帰ります。

↑こちら! 予約時間に合わせて、焼きたて熱々のものを用意してくださっていました。

↑中を覗くとお目当てのたい焼きが!!

↑ジャーン!! こだわりのたい焼き商品説明)

↑経木を一枚隔てた向こうに、もう一つのたい焼きが。
サイズ感、あんこの詰まり方

↑サイズは、横13㎝、縦8㎝、厚さ2㎝。重さは一個あたり約110g。

↑切ってみると、薄皮の中にあんこがぎっしり!

↑頭からしっぽまでのあんこの詰まり方はどうなっているのかなと思い、続いて縦に切ってみたところ……。

↑なんと!! こちらも両端まであんこぎっしり!! どこを食べてもあんこと皮のハーモニーが楽しめそうです!
食べてみる

↑それでは早速! 食べてみます!
かじってみると……ムムッ。すごい、皮がムチムチです。
焼き油(菜種油)の香りが香ばしい。
そして、あんこが、すごく手作り感あふれている。
水分量が低く、小豆の密度が高い、小豆そのものの味が生きたあんこ。
甘さが抑えられていて、飽きずに食べられます。
食事代わりにもなりそう
もう、なんだかとっても素朴!
普通、お菓子は食事の前に食べたいとは思いませんが、このたい焼きは食事の前でも食べる気になるというか、食事代わりに食べても良いかもと思えるというか、「小豆と、小麦粉。」という感じがよく出ているたい焼きです。
考えてみれば、私、たい焼きって、食べるのは生まれて初めてかもしれません。
「たい焼きは、おやき(大判焼き)を魚の形にしただけのもの」だと思っていたので、だったら別におやきでいいやという感じで、たい焼きをわざわざ買う必要性を感じていませんでした。
でもこうして食べてみると、おやきとたい焼きって全然違うんですね。
皮が薄くてあんこがぎっしり。
これなら、おやき以外にたい焼きというものが世の中にある意味もわかる気がします。
取り寄せ可能
ちなみにこの「たいやきのかぐら」の「こだわりのたい焼き」はネット(
Yahoo!ショッピング)での取り寄せが可能です!!
注文を受けてから焼き上げ、冷凍したものを発送してくれるそうで、作りたての味わいを楽しめます。
全国でも珍しい、一丁焼きの自然派たい焼き。派手さはないけれど、食べてから時間が経つとまたじわじわと食べたくなってくる、そんな、滋味深いたい焼きです!