ディズニー「塔の上のラプンツェル」を見た感想~美女と野獣を彷彿するシーン

先日(2014年3月19日)、ディズニーアニメ「塔の上のラプンツェル」がTBS「水曜プレミア」で放映され、録画しておいたのを今日見てみました。

(以下、ネタバレを含みます)

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ゴーテルの不覚、城警備の甘さ

ゴーテル(悪役の女)は、太陽のしずくから生まれた「若返りの花」を崖の上でこっそり独り占めしていたのに、王妃の病を治すため花を探しに来た兵隊たちから慌てて逃げようとしたとき、花を覆い隠していたカゴを間違って蹴り倒してしまう。

そのせいで花が見つかって持ち去られてしまうわけですが、これ、ゴーテル一生の不覚ですね。

悔しかったでしょうね。カゴを倒さなければ見つからなかっただろうに。

そうすれば花が咲き続ける間はずっと若さを保てたのに。

その後、城に忍び込んで赤ん坊(ラプンツェル:主人公)をさらったゴーテル。

どうやって侵入したんだ? 城の警備、甘すぎないか?

「美女と野獣」で野獣が復活したシーンっぽい

終盤でフリン(ラプンツェルの恋人)が息絶えますが、この流れ、ああ~同じディズニーの美女と野獣を彷彿するわ~。

これ、絶対死なないよ。「美女と野獣」と同じノリで復活……と思っていたら、やっぱり、ラプンツェルの涙がフリンの頬に落ちてそれが癒しの光を放ち……という、愛の涙が恋人を蘇らせる「美女と野獣」設定!

フリンの傷口から金色の光が放たれるシーンでは「風の谷のナウシカ」の「ラン、ランララランランラン♪」というメロディーが頭の中を流れていました(王蟲(オウム)の「黄金の触手」っぽかったので)。

両親との再会はあっさり

あと、私が一番楽しみにしていたのは、ラプンツェルと両親との再会シーンなのですが、再会シーン、ちょっとあっさりしすぎていやしませんかね

ラプンツェルがラプンツェルだとわかる「証」のようなものは何もありません。

髪の色も生まれたときと違うし。

せめて、何か、たとえば王女しか持てない「王家の紋章ペンダント」のようなものを持っているとか? そんな設定が欲しかったです。

そして、ちょっと見ただけでラプンツェルだとすぐ信じるのではなく、最初は疑って、でも眼差しの中にラプンツェルの面影を見て確信する……というような流れが欲しかったです。

ゴーテルの見せた優しさ

ゴーテルは、若さに固執しすぎて誘拐という罪を犯しましたが、絵を描くのが好きなラプンツェルのために、到着まで三日もかかる遠地まで絵の具を買いに出かけていました。

ラプンツェルの好きなスープもよく作ってあげているようでした。

ほんのちょっとだけ見えた、そんな、「ゴーテルの優しかったところ」が、アニメを見終えてからもどこか胸に引っかかります。

魔法の効力が切れ、最後は老婆になって消えてしまったゴーテルですが、転生があるならば、来世では若さに執着しすぎず、年齢を重ねることを受け入れて自然な人生を送ってほしいです。

映像の綺麗さ

映像は綺麗で、特にダムが決壊するシーンは大迫力でした。映画館で見たらさぞ楽しいでしょう。

一度は見てみたいなと思っていたので、テレビで見られて嬉しかったです!

ラプンツェルは、ガラス玉のような目がクリクリに大きくて、ブライス人形によく似ていると思いました。↓

フリンと似ているスケーター

あと、ラプンツェルの恋人フリンですが……。↓

個人的に、アメリカの男子フィギュアスケーター「エヴァン・ライサチェク選手」に似ていると思いました!

エヴァンライサチェク
(画像出典:wikipedia by David W. Carmichael ライセンス:CC BY-SA 3.0

↑眉毛と鼻のあたりが似ている。

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