採血の注射に顔をゆがめる力士たち~痛みに強いわけではなかった

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相撲協会公式ツイッターに、力士健康診断の様子が掲載されていました。

↑旭大星(きょくたいせい)は、やや芝居がかっているとも思えるほどの堪える表情。「カメラに狙われてるから、こういう表情をした方がウケが良くないかな?」なんて旭大星らしい茶目っ気を出し、ちょっと意識して作っている顔のような……気がしないでもない(笑)。

稀勢の里

↑一方、稀勢の里。「ッアーーーーーッ」という声が聞こえてきそうです。

旭秀鵬

↑旭大星の兄弟子、旭秀鵬(きょくしゅうほう)。に……兄やん、顔が……顔が強ばってます! 真顔真顔! 泣きそうに見開かれた目から、痛みと緊張に耐えようとする気持ちが伝わります。

鶴竜、勢

↑横綱・鶴竜(かくりゅう)。「あイッ……」と、静かな感じで痛みに耐えています。

↑半年前の採血でも、鶴竜は眉を寄せ、嫌そう。

↑勢(いきおい)も痛みに顔をゆがめています。

力士が「人間」に戻る

力士には切り傷、すり傷がつきもので、取り組み時に顔を切って派手に流血することもありますが、そんなときも痛がるそぶりを見せず冷静な表情で淡々と土俵を降りていきます。

ですから、採血の痛みくらいならわりと平気なのかな? と思っていたのですが、意外と皆、痛そうな顔をするんですよね。

もしかしたら、こっちの痛そうな顔が素(す)で、土俵上で流血してもクールに振る舞っているのは痩せ我慢なのかな?

力士たる者、苦痛をあまり表情に出しては野暮……という矜持で頑張ってくれているのだとしたらさすがだなと思います。土俵上の力士が勇ましく格好良いのは、そういう陰の努力があってこそなのかもしれません。

採血のときは、力士ではなく「人間」に戻るといった感じなのでしょうね。

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