【美瑛】「オステリア バローレ」でパスタランチ~道北随一の本格派イタリアン

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有名店バローレ

イタリアンでは道北随一とも言える有名店、美瑛のバローレ

一度行ってみたいと思っていて、今回、満を持して初訪問です!

行くのは土曜日。混雑を予想し、一ヶ月ほど前に予約を入れました。最初、13:00希望と申し出たところ、12:30に来てもらった方が料理を早く出せるとのことだったのでそうしました。

道路標識が目印

さて当日。

美瑛オステリア・バローレ

↑美瑛市街地から966号線をまっすぐ行くと(詳しくは記事下部の地図参照)、左手にカタカナで縦に「ハト」と書いてあるような道路標識があります。これが見えたらもうすぐ曲がる合図。

美瑛オステリア・バローレ

↑その標識から100mほど行った先に店への案内看板が立っているのでそこで右折します。

駐車場奥の板張り道から

美瑛オステリア・バローレ

↑しばらく行くと、道路右手にバローレ出現!

美瑛オステリア・バローレ

↑駐車場の奥に、店舗入り口へと続く板張りの道がありますので、そこから歩いて行きます。私たちはこの道の存在に最初気づかず、ぐるっと店の前を遠回りしたあげくに、張ってあったチェーンをまたいで敷地内に入るはめになって苦労しました。

あずましくない席

美瑛オステリア・バローレ

↑店舗入り口。

通されたのは、入り口に一番近い二人席。狭いスペースに無理矢理設置されたような席で、私の座った椅子が、個室入り口を少しふさぐような形になって、個室に客が出入りするたびに、ぶつからないよう、椅子を少し引かなければなりませんでした。

北海道弁で言うならば……ちょっとあずましくない(居心地が良くない)。

しかし、まあ……気を取り直して。

パスタコース

私たちが注文したのは、二種類あるパスタコースのうち高い方。「パン、スープ、野菜盛り合わせ、パスタ、食後の飲み物」で2300円からというもの。ここに、プラス200円でデザートをつけ、アラカルトから二品注文しました。

2022年追記:現在のランチは3520円(スープ、前菜、選べるパスタ、デザート)と8250円(おまかせコース:6皿料理+デザート)の二種になっています。

「アラカルトは時間がかかるが良いか」と聞かれたのですが、まあ少しくらい大丈夫だと思い了承。この待ち時間が実際にとんでもなくて、「尻痛(しりいた)事件」を引き起こすことになるのですが……

そんなことは、つゆ知らず。平和な空気の中でコースがスタートしたのでした。

美瑛の湧き水

美瑛オステリア・バローレ

↑水は、美瑛の湧き水「美郷不動尊の水」(後日行ったビブレでも同じ水を使っていました)。こうして各テーブルにボトルでたっぷりと置かれ、自分で自由に注いで飲む方式です。

新玉ねぎのスープ

美瑛オステリア・バローレ

↑最初に運ばれてきたのはスープ。「新玉ねぎのスープ 玉ねぎのフリットのせ」。玉ねぎの甘みがぎゅっと凝縮されていて、うんまぁ~い!

野菜盛り合わせ、パン

美瑛オステリア・バローレ

↑続いて「野菜の盛り合わせと自家製パン」。

美瑛オステリア・バローレ

↑こちらの五種類の調味料を好きにつけながらいただきます。

美瑛オステリア・バローレ

↑野菜はどれも新鮮でシャッキシャキ! 今まで知らなかったような野菜を食べる機会を得られたのも良かったです。

美瑛オステリア・バローレ

↑パンは、生地にエスプレッソが練り込まれていて、コーヒーの香りがします。具はクルミとイチジク。

パンのおかわり不可?

とても美味しかったので「できればおかわりが欲しいな」と思いつつ、しかしおかわりシステムのない店かもしれないから、店員さんに「パンはこれだけですか?」というふうに聞いたところ、「はい、それだけです」という返事。

そうかあ、ここはパンのおかわりができないところなんだな、じゃあ仕方ないなと諦めたのですが……。

最近の食べログの口コミに「パンを何度もおかわりした」という記述を見つけてびっくり。

あれ? パンっておかわりできるんだ?? ……私の言い方が遠回しすぎた? もっとはっきり「おかわりください」って言えば良かったな……(泣)。

ここから時間がかかる

……さて。上述の「野菜の盛り合わせ+パン」が運ばれてきたのが12:43。入店から15分でスープと野菜、パンが来たところまでは良かったのです。

ここからが試練の始まりでした。

ある程度の時間がかかることは覚悟していたのですが、次の料理が来たのは13:20。実に37分も間が空きました。野菜とパンを食べるのに15分かかったとしても、20分以上待った計算です。

アラカルト1

美瑛オステリア・バローレ

↑アラカルト一品目「日高産サクラマスと菜の花のマリネ 生ウニ添え」1000円。

サクラマスがスモークサーモンのようで、生ウニとのコラボレーションがとても贅沢でした。

アラカルト2

次の料理は27分後(13:47)。

美瑛オステリア・バローレ

↑アラカルト二品目「ヤリイカと春野菜のヴァポーレ」1000円。

イカが新鮮プリプリで、にんにくとオリーブオイルの香りが食欲をそそり、とても良い塩加減でした。

38分待ってやっとパスタ

美瑛オステリア・バローレ

↑さて、次はメインのパスタ! こちらはイカから38分後(14:25)に到着! 待ちわびたよ! 母と私で別のものを頼んだので、二人で分けました。

こちらが何も言わなくても、取り分け皿やトングがついていたのは気が利いていると思いました!

生サクラエビが美味しい

美瑛オステリア・バローレ

生サクラエビと春キャベツのアーリオオーリオスパゲティ。生サクラエビって初めて食べました。たっぷり豪勢に入っていて、春キャベツの歯触りも良く、美味しかったです!

トマトソーススパゲティ

美瑛オステリア・バローレ

自家製ベーコンと新玉ねぎ、モッツァレラのトマトソーススパゲティ。「自家製ベーコン」は道産豚をスモークして無添加で作ったものなのだそうで安心して食べられました。

パスタのゆで加減もバッチリアルデンテ! モッツァレラチーズとトマトソースがよく絡んで、コクがありました。

デザート

美瑛オステリア・バローレ

パスタから23分後(14:48)、ラストのデザートが来ました。「いちごとマスカルポーネのムース、桜風味のジェラート」。小さめですが、クオリティが高かったです。

美瑛オステリア・バローレ

↑コーヒー。

二時間半かかってお尻が痛い

ゆっくりと料理の余韻に浸りたいところだけれど、この時点でランチタイム終了の15:00まであと10分を切っています

入店から実に二時間半近く……

固い木の椅子に座り続けたお尻が痛いです!!

こんなに時間がかかった原因は、まず、
・アラカルト(予約していたコース以外のもの)を頼んだから。
これが一番大きい。他に、
・来店時刻が朝一番ではなかった(混み始めていた)から。
・土曜日だったから(混雑に拍車がかかっている)。

というのも考えられる。

じゃあ、次に来ることがあれば、できれば平日、朝一番(11:30)に入店して、食べるのはコース料理だけでアラカルトは頼まないでおこう。そうすれば料理の提供時間がもっと早まるはず……。座布団も持ってこよう。

と、バローレを快適に楽しむための傾向と対策を練りながら、お尻をさすりさすり店を後にしました。

今回の総評

料理の美味しさだけで言えば満点! です。本当に、味は良かったです。

ただ、料理が運ばれてくるまでの時間がここまで長いというのは想定外でした。満席で忙しかったというのもあるとは思うのですが。後半はお尻が痛くて本当に辛かったので、次回は座布団を持ち込ませてもらおうと思っています。

パンのおかわりについては残念でした。次回はもっと図々しくお願いしてみようと思います。

しかしながら、総合的には北海道の美味しいイタリアンとしてお勧めできるお店です。普段着で美瑛観光に来てランチを食べる場所としては最高だと思います(でも、時間のゆとりのない方には厳しいかも?)。

店舗情報
店名:オステリア・バローレ
住所:北海道上川郡美瑛町美沢共生
電話番号:0166-92-2210
営業時間:【ランチ】11:30~15:00 (L.O 13:30)【ディナー】 18:00~22:00 (L.O 19:30)
定休日:木曜日
禁煙情報:完全禁煙
※レビュー内容は筆者の主観に基づくもので絶対的な評価ではありません。
※店舗情報等は正確であるよう留意していますが、変更されている場合もありますので、念のため、ご利用の前に店舗にご確認ください。
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