【23】長町武家屋敷跡「野村家」を見学(その1)~謁見の間、控えの間。狩野派の襖絵と庭園を堪能

第一優先観光場所

金沢駅(金沢百番街)でお土産(ますのすし、森八の和菓子)を購入したあとはいよいよ「武家屋敷跡 野村家」です!

ちなみに、金沢には観光名所がいくつもありますが、その中で私たちが第一優先観光場所として選んだのがこの「野村家」です。

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日本庭園ランキング3位

「古い時代の立派な邸宅を見るのが好き」というのが一番大きな理由ですが、その他にも、

●「2009年にミシュランの観光地格付けにて2つ星」
●「過去には米国の庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」誌の日本庭園ランキングで第3位」
(※1)
と、観光地として客観的な評価が高いことにも興味を引かれました。(引用※1:金沢旅物語

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バスフリー乗車券購入

まず、金沢駅東口すぐ近くの案内所で、金沢周遊バス一日フリー乗車券を購入(500円)します。

金沢周遊バス一日フリー乗車券を購入できるわかりやすい場所は、以下の星マークがついた二カ所。↓

金沢周遊バス一日フリー乗車券

金沢周遊バス一日フリー乗車券

↑一日フリー乗車券利用可能エリア(パンフレット(注:PDFファイル)に記載)内であれば、周遊バスでも路線バスでも何度でも乗り降りできます。周遊バスは一乗車で200円なので、バスに三度以上乗る予定の人はこれを買った方がお得です。

兼六園シャトルに乗車

バス乗り場にやってきた「兼六園シャトル」に乗り、8分。「香林坊(アトリオ前)」で下車。そこから「武家屋敷跡 野村家」まで徒歩約10分。↓

金沢駅から野村家

(画像出典:google map 画像内矢印、線、文字は筆者)

武家屋敷跡 野村家

↑情緒ある道のりを歩きます。

武家屋敷跡 野村家

↑道沿いに、金沢らしいお土産屋さんが軒を連ねます。立ち寄りたいけれど時間がないので、泣く泣く通過! まっすぐ野村家を目指します。そして……。

野村家に到着

武家屋敷跡 野村家

野村家に到着!!

武家屋敷跡 野村家

↑玄関を入ってすぐの左手に受付があるので、そこで入場料を支払います。大人一人500円ですが、ここで朗報!

金沢周遊バス一日フリー乗車券を提示すれば、一人50円割引になります!!

というわけで、持っていたフリー乗車券を見せて、本来は二人で1000円のところ、優待価格の900円で入場できました。

靴を脱いで下足入れにしまい、屋敷内に上がります。

当時の三分の一ほど

さて、こちらの野村家。前田利家の直臣「野村伝兵衛信貞(のむらでんべえのぶさだ)」の屋敷で、元々は「千有坪(約3000平方メートル)」の敷地面積があったそうなのですが、「武家制度の解体」により館の取り払いや分割などを経て、現在は、パンフレットに掲載の間取りから計算すると当時の約三分の一ほどの規模で公開されているようです。↓

武家屋敷跡 野村家

(画像出典:武家屋敷跡 加賀藩千二百石野村家 パンフレット)

控えの間

武家屋敷跡 野村家 控えの間

↑まずは控えの間。襖絵(ふすまえ)は、狩野派の絵師「山口梅園」(やまぐちばいえん)によるものです。

山口梅園は大聖寺藩士(武士)。心流剣術の名手でもあったそうで、「剣の腕が立つ絵師」だなんて想像するとなんだかかっこいいなあと思いました。

武家屋敷跡 野村家 控えの間

↑さすが名家の邸宅だけあり、「釘隠(くぎかくし)」(釘の頭を隠すための装飾的な金具)が随所に使われています。こういう細やかな心配りがさすが日本邸宅という感じです。

武家屋敷跡 野村家 控えの間

↑「控えの間」には他にも色々な「釘隠」が展示されていました。

謁見の間、仏間

武家屋敷跡 野村家 謁見の間

↑「控えの間」の隣、「謁見の間」。こちらの襖絵も、「藩士兼絵師」である山口梅園によるものです。こんな絵を描ける武士ってすごすぎる……。

武家屋敷跡 野村家 仏間

↑「謁見の間」の奥にある「仏間」。

上段の間

武家屋敷跡 野村家 上段の間

↑「謁見の間」の右手が「上段の間」。奥には庭が見えます。

武家屋敷跡 野村家 上段の間

↑「上段の間」を庭方向から見ると、狩野派の加賀藩御用絵師「佐々木泉景(ささきせんけい)」の襖絵を見られます。先ほどまでの襖絵とは違い、落ち着いた水墨画です。

うぐいす

武家屋敷跡 野村家 上段の間

↑「上段の間」から庭の濡れ縁に出る直前に「聲桶(こうけい)」という木の箱が置いてありました。

説明書きによると、「鶯(うぐいす)の鳥籠を桐箱に入れて鳴き声を共鳴させ風情を楽しむ」ものだそうで、なんとも、金持ちの遊びというか、確かに良い響きなのでしょうが鶯にとってはたまらないなと思いました。

美しさの凝縮された庭園

武家屋敷跡 野村家 庭園

↑さあ、いよいよ庭園です! こぢんまりとしているけれど、整然と、美しさが凝縮されています。そして目に留まる一つの案内書き……。

武家屋敷跡 野村家 庭園

↑「Don’t Step in Garden Please 庭へ降りないでください」……野村家では珍しい、英語併記の案内板。こんな注意書きを置かなければいけないなんて、よっぽど庭に降りる観光客が多かったのでしょうか。

武家屋敷跡 野村家 庭園

↑別角度から。濡れ縁に、一人の老紳士が腰掛けておられ、庭を眺めていたのが印象的でした。続いて、茶室に向かいます。(→茶室に続く

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